米個人消費支出価格指数(PCE)の弱い結果により、ゴールドは一時2360ドルまで上昇するも、最終的に反落し52日移動平均線付近で推移。ドル円は157.30円付近で上昇し、日本の長期金利も上昇が続く。ダウ平均株価は大幅反発し、ユーロドルとポンドドルも上昇。原油は需要減少で3日続落し、OPECの減産政策延長が協議されている。ゴールドは52日移動平均線が支持線となり、下抜けると2280ドル付近への下落リスクがある。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD -0.69%
- CADJPY +0.68%
- AUDJPY +0.61%
NY市場マーケットハイライト
- 米個人消費支出価格指数(PCE)が今年の最も弱い結果に、インフレ鈍化の兆候
- ダウ平均株価は3日ぶりに大幅反発、株式市場は徐々に不安定な動き
- ゴールドは一時2360ドル付近まで上昇、PCEの弱い結果を受けて買い圧力
- ゴールドは最終的に反落、52日移動平均線付近で推移
- ドル円は上昇、157.30円付近で推移
- 日本の長期金利は上昇が続く、日銀の利上げタイミングにも注目
- ユーロドルは2日続伸、今週はECBの金融政策決定会合が発表予定
- ポンドドルも上昇、1.27ドルの抵抗線に接近
- 原油は3日続落、需要減少によって価格下落が続く
- OPECでは減産政策の延長が協議、現在は77ドル付近で推移
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは52日移動平均線が支持線として機能している。天井圏を形成しつつあり、52日移動平均線を下抜けすると、2280ドル付近の安値を目指して下落に勢いがつく可能性があるため、注意が必要だ。
RSIを分析すると、51となっており、RSIの高値が切り下がっていることが確認できる。50を割れば下落基調と判断することになる。52日移動平均線を割るかどうかに注目したい。
今日の経済指標とイベント(6月3日)
- 23:00(日本時間)、米ISM製造業購買担当者景気指数