ユーロドルは、90日移動平均線と200日移動平均線に挟まれ、一目均衡表の雲の中で揉み合う方向感のない相場となっている。1.070~1.0750ドルが支持帯となっており、直近で3回反発している。本日の米CPIでボラティリティが高まる可能性があり、予想を上回れば米ドル買いが優勢となり、下方向へのトライもありえる。今日の主要経済指標・イベントは、NZ政策金利、米コアCPI、カナダ中銀政策金利、FOMC議事要旨など。
前日価格変動TOP3
- AUDUSD +0.38%
- AUDJPY +0.31%
- GBPUSD +0.15%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は小幅高、本日の米CPI待ち
- ドル円は一時151.95円の高値を付けるも反落、財務相が円安けん制
- ドル円は転換線で支えられて151.75円付近を推移
- ユーロドルは90MAが抵抗線、200MAが支持線として上下で挟まれる
- ユーロドルは一目均衡表の雲の中で推移し、もみ合い相場が継続
- 豪ドルは90MAを上抜けて上昇、雲上限を目指す
- ゴールドは2368ドルの高値を更新も上げ幅縮小、中東リスクがやや緩和
- 原油は反落、利益確定売りの動きがでて85.5ドル付近で推移
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは90日移動平均線と200日移動平均線で上下に挟まれている状態で、方向感がない相場だ。一目均衡表の雲の中で推移しており、揉み合い相場となっている。1.070~1.0750ドルが支持帯となっている価格帯であり、直近で3回反発していることが確認できる。
雲を抜けるまではっきりとは言えないが、本日の米CPIでボラティリティが高まる可能性がある。CPIが予想を上回れば、米ドルが買われやすくなるため、再度下方向へトライする可能性もある。
今日の経済指標とイベント(4月10日)
- 8:50(日本時間)、日本企業物価指数
- 11:00(日本時間)、NZ政策金利
- 21:30(日本時間)、米コアCPI
- 22:45(日本時間)、カナダ中銀政策金利
- 翌3:00(日本時間)、FOMC議事要旨