市場分析
May 14, 2024

ユーロドルはレンジ相場を形成、米CPI待ち相場

ユーロドルは、90日移動平均線と200日移動平均線に挟まれ、一目均衡表の雲の中で揉み合う方向感のない相場となっている。1.070~1.0750ドルが支持帯となっており、直近で3回反発している。本日の米CPIでボラティリティが高まる可能性があり、予想を上回れば米ドル買いが優勢となり、下方向へのトライもありえる。今日の主要経済指標・イベントは、NZ政策金利、米コアCPI、カナダ中銀政策金利、FOMC議事要旨など。

前日価格変動TOP3

  • AUDUSD +0.38%
  • AUDJPY +0.31%
  • GBPUSD +0.15%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株価指数は小幅高、本日の米CPI待ち
  • ドル円は一時151.95円の高値を付けるも反落、財務相が円安けん制
  • ドル円は転換線で支えられて151.75円付近を推移
  • ユーロドルは90MAが抵抗線、200MAが支持線として上下で挟まれる
  • ユーロドルは一目均衡表の雲の中で推移し、もみ合い相場が継続
  • 豪ドルは90MAを上抜けて上昇、雲上限を目指す
  • ゴールドは2368ドルの高値を更新も上げ幅縮小、中東リスクがやや緩和
  • 原油は反落、利益確定売りの動きがでて85.5ドル付近で推移

ユーロドルテクニカル分析

ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは90日移動平均線と200日移動平均線で上下に挟まれている状態で、方向感がない相場だ。一目均衡表の雲の中で推移しており、揉み合い相場となっている。1.070~1.0750ドルが支持帯となっている価格帯であり、直近で3回反発していることが確認できる。

【EURUSD/日足】

雲を抜けるまではっきりとは言えないが、本日の米CPIでボラティリティが高まる可能性がある。CPIが予想を上回れば、米ドルが買われやすくなるため、再度下方向へトライする可能性もある。

今日の経済指標とイベント(4月10日)

  • 8:50(日本時間)、日本企業物価指数
  • 11:00(日本時間)、NZ政策金利
  • 21:30(日本時間)、米コアCPI
  • 22:45(日本時間)、カナダ中銀政策金利
  • 翌3:00(日本時間)、FOMC議事要旨