ドル円相場は下落基調で推移しており、日銀政策決定会合を控えて様子見姿勢が強まっている。市場では0.50%への利上げ予想が広がる中、S&P500は最高値を更新。
一方でトランプ大統領は金利引き下げを要求。ドル円は26日移動平均線を割り込み、156円付近で推移。RSIは49で下落基調を示唆している。今後は154.77円の節目が注目される。
本日は日銀政策決定会合、消費者物価指数、植田総裁会見など重要イベントが控えており、金利引き上げ決定と総裁発言次第では150円台まで下落する可能性がある。
前日価格変動TOP3
- USDJPY -0.33%
- GBPUSD +0.30%
- CADJPY -0.29%
NY市場マーケットハイライト
- 本日は日銀政策決定会合が開催予定、0.50%へ金利引き上げ予想
- S&P500など株価指数は上昇、最高値更新
- トランプ大統領は演説で金利引き下げと原油価格引き下げを要求
- 原油相場は6日続落、節目の76.5ドルを割り込む
- ゴールドは2740ドル割れまで下落も大統領演説を受けて反転上昇
- ドル円は26日移動平均線割れ、156円付近で推移
- 日銀の利上げ決定と米利下げ要求を考えると上値は非常に重たい
- ドル円は154.77円を割り込むかに注目、RSIは49で下落基調を示唆
- ユーロドルは上昇、1.04ドルを支持線にもみ合い相場が継続
- ビットコインはもみ合い相場、暗号資産の規制緩和に関する大統領令は出ず
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は26日移動平均線を割り込んでおり、RSIは49となっている。下落基調を示唆しており、直近安値である154.77円割れに注目。本日は日銀政策決定会合が開催され、金利引き上げおよび日銀総裁会見に注目が集まる。内容によっては150円を目指す可能性もある。
RSIは49となっており、156円を割り込めば、153.75円付近まで下落するのではないかと予想する。あらかじめ織り込まれているとはいえ、日銀の利上げがどこまで影響するのかに注目したい。
今日の経済指標とイベント(1月24日)
- 8:50(日本時間)、日本消費者物価指数
- 11:30(日本時間)、日銀金融政策発表
- 12:00(日本時間)、日銀展望レポート
- 15:30(日本時間)、植田日銀総裁記者会見
- 23:45(日本時間)、米製造業購買管理者指数
- 深夜0時(日本時間)、米中古住宅販売戸数
- 深夜0時(日本時間)、米ミシガン大学消費者信頼感指数