「海外FX大学」は、個人投資家の金融リテラシー向上のためにサービスを提供するフィンテック企業、ファイナンスジャパン合同会社が運営する金融メディアです。
現役トレーダーである投資診断士の齋藤大河さんが記事を執筆、また、ファイナンシャルプランナーやテクニカルアナリストによる監修で、正確な情報発信を心がけられています。サイト内では、海外FXおすすめランキングという記事でThreeTraderも紹介いただいております。
今回、運営者齋藤様から、トレード記録をつけるなど、FX取引にどのように取り組んでこられたかなどをシェアいただきました!
ドラマや小説がきっかけでした。ストーリーに出てくるトレーダーがかっこよく、自分にも向いているかもと思ったのでやってみることにしました。また、トレードをして上手く儲けられたら楽しそうだなという楽観的な気持ちも大きかったです。
正直に言うとFXを始める前は、ギャンブル性の高い危険な投資という印象がありました。初心者が大きなレバレッジをかけて、大金を失ってしまったという話も聞いたことがあったためです。当時は知識があまりなかったので、為替レートの変動を予測して利益を出すことができるのかも半信半疑でした。しかし、実際にFXを始めて取引していくうちに、当初のイメージは大きく変わりました。確かにハイリスクなトレードもできますが、しっかりしたルールを持ち、正しい知識とリスク管理の方法さえ身につければ、個人でも十分にチャンスがあるのだと気付かされました。
FXを通じて、トレーダーとして成長することができました。トレードでは自分の感情をコントロールし、論理的に判断することが求められます。負けたときの感情にも向き合わなければなりません。また、世界経済の仕組みや金融市場について深く学ぶことができたのもよかった点です。グローバルな視点で物事を捉える習慣が身についたと感じています。
最初のうちは、自分のメンタルが一番の課題でした。少し利益が出るとすぐに舞い上がって大きなポジションを取ってしまい、かと思えば少し負けると恐怖心から早めに損切りしてしまう、といった具合で感情に大きく振り回されていました。当時は、客観的な判断ができていなかったなと思います。そこで、トレード記録をつけ始めました。ポジションを取った理由や、利食い・損切りの根拠を記録に残すことで、徐々に感情に流されないトレードができるようになっていきました。
トレードで一番気をつけているのは、リスク管理です。私の場合、トレードする際には必ず事前に1トレードあたりのリスク許容額を設定します。具体的には、口座の1-2%程度に損失額を留めるようにしています。そして、そのリスク量に見合ったポジションサイズを計算し、エントリーします。また、エントリーする際には、常にリスクとリワードのバランスを見極めるようにしています。最低でもリスク1に対しリターンが3以上になるポイントを狙って取引するのが理想的ですね。もちろん、相場環境によってはそこまで理想的にはいきませんが、常にリスクに見合ったリターンがあるかを意識することが大切だと考えています。
取材協力:海外FX大学様
※記載内容はあくまで個人の意見・見解であり、投資行動を勧誘・助言する目的ではありません。投資は自己責任で行うものであり、いかなる損失が出た場合でもThreeTraderは一切の責任を負いません。