ドル円は一時144円台まで上昇し、パラボリックが買いシグナルに転換した。米ハイテク企業の決算発表が予定される中、米株式市場は4日続伸。米中貿易摩擦への過度な警戒感が後退し、欧州株式市場も堅調な地合いを維持している。日経平均株価は3万5900円まで上昇した。
ドル円は短期的に調整の動きが強まり、パラボリックで買いシグナルが点灯しているが、26日・52日移動平均線が強い抵抗線となる見込みだ。RSIは43.9で、50到達時の戻り売り圧力に注目。直近では145円付近が強い抵抗となると予想される。
今週の価格変動TOP3
- XAUUSD -1.29%
- EURJPY +0.54%
- USDJPY +0.79%
NY市場マーケットハイライト
- 今週は米ハイテク企業の決算が続々と発表予定、投資家の許容度は低下
- 米株式市場4日続伸、米中貿易摩擦への過度な警戒感が後退
- 欧州株式市場、総じてプラス圏で推移し堅調な地合いを維持
- 日経平均株価は3万5900円まで上昇、日米通商交渉を楽観視
- ゴールドは反落、リスクオフの雰囲気が後退したことで売り優勢
- ドル円は一時144円台まで上昇、ミシガン大学消費者信頼感指数の改善を好感
- ドル円のパラボリックで買いシグナル点灯、RSIの動きに注意
- ユーロドルは小幅な値動き、パラボリックに接近中
- 原油は小幅に続伸、押し目買いや週末前の持ち高調整の買い戻しにより続伸
- ポンド円は52日移動平均線を上回る、4日続伸
- ユーロ円はレンジ高値に接近中、ブレイクアウトに注目
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は一時144円台に上昇。下落トレンドは継続しているものの、短期的には調整の動きが強まっている。パラボリックでは買いシグナルが点灯している。ただし、上値には26日移動平均線、52日移動平均線が控えており、強い抵抗線となることが予想される。

RSIは43.9となっており、RSIが50に到達したときに、戻り売り圧力が強まるかどうかに注目だ。直近では145円付近が強い抵抗線となると予想される。
今日の経済指標とイベント(4月28日)
- 21:30(日本時間)、カナダ卸売売上高