仏総選挙では極右政党が首位に立ち、決選投票に注目が集まる。米PCEコア価格指数は予想を下回り、インフレ鈍化の兆しが見られた。米大統領候補討論会ではトランプ氏が優勢。ドル円は38年ぶりの安値水準である161.27円の高値を付けた。ユーロドルは上方向へ「窓を開け、ポンドドルは総選挙を控えて不安定な動きとなっている。クロス円は軒並み上昇し、ポンド円は10日続伸して203.50円に到達した。ドル円は緩やかな上昇が続くと予想されるが、162円台では利益確定の動きが出る可能性がある。
前日価格変動TOP3
- AUDJPY +0.59%
- AUDUSD +0.34%
- USDCAD -0.32%
NY市場マーケットハイライト
- 仏総選挙の第一回投票では極右政党首位、来週に決選投票
- 仏政治が混乱の懸念、ユーロドルの反応に注目
- 米PCEコア価格指数は予想を下回る、米インフレ鈍化が表面化
- 米大統領候補討論会ではトランプ氏が優勢、米民主党は混乱
- トランプ氏はドル高に反対の立場、ドル円は下方向への窓開け
- ドル円は38年ぶりの安値水準である161.27円の高値を付ける
- ユーロドルは上方向へ「窓を開ける」、トレンド発生するか
- ポンドドルは不安定、今週に総選挙を実施
- クロス円は軒並み上昇、ポンド円は10日続伸して203.50円に到達
- ゴールドは大きな反応なし、十字線を形成
- 原油は83ドル台で反落、レンジ相場を形成
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円はボリンジャーバンドの+2σ線に張り付いており、緩やかに上昇している。161円台では反落したものの、目標値である163.45円付近を目指して円安基調が続いている。円高要因がほとんどない中、緩やかな上昇は続くだろう。
フィボナッチファンを描画すると、50%のトレンドラインが抵抗線として機能する可能性が高い。162円台に上昇すれば利益確定の動きが出る可能性がある。
今日の経済指標とイベント(7月1日)
- カナダ祝日
- 10:30(日本時間)、豪小売売上高
- 21:00(日本時間)、ドイツ消費者物価指数
- 23:00(日本時間)、米ISM製造業購買担当者景気指数