ポンドドルは、米ISM製造業指数の予想上回りによるドル高の影響で下落した。FRBの6月利下げ確率が50%を割り込み、利下げ観測が後退したことでドルが買われた。ポンドドルは200日移動平均線を割り込み、1.255ドルで推移。RSIは42で過去の支持線を下回り、今後の下落に注意が必要だ。ゴールドは利下げ観測の後退で2250ドル台に下落。今日はドイツ消費者物価指数やJOLT求職などの経済指標に注目。
前日価格変動TOP3
- GBPUSD -0.53%
- EURUSD -0.48%
- AUDUSD -0.41%
NY市場マーケットハイライト
- 米製造業総合景況指数が予想を上回り、2022年9月以来の経済拡大を示唆
- 米FRBによる6月の利下げ確率が50%を割る、株価は下落
- 利下げ観測が後退したことに伴いドル高に、ドル円は上昇
- ドル円は151円後半で推移、イースター休暇明けの上昇に注意
- ユーロドルは大きく下落、一目均衡表の雲を割り1.075ドル付近で推移
- ユーロドルはボリンジャーバンドの-2σ線を下回る、RSIは41で推移
- ポンドドルは200日移動平均線をブレイクアウト、RSIは42で推移
- 豪ドルは下落が継続、0.65ドルを割って終値を迎える
- ゴールドは上昇し一時2267ドル、利下げ観測後退すると2250ドル台に
- 原油市場はほとんど動かず、84ドル付近で推移
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルはパッとしない相場が続いていたが、昨日、強い支持線である200日移動平均線を割り込んだ。米経済指標が予想を上回ったことによるドル高の影響を受けた。現在は1.255ドルで推移しており、1.25ドルのラウンドナンバーが次の目標値となりそうだ。
RSIを分析すると、42となり、過去の支持線である43を割り込んでいる。これは下落シグナルの1つとなるため、今後の下落に注意が必要だ。
今日の経済指標とイベント(4月2日)
- 9:30(日本時間)、豪金融政策委員会議事要旨
- 21:00(日本時間)、ドイツ消費者物価指数
- 23:00(日本時間)、JOLT求職
- 翌1:00(日本時間)FOMCメンバーコメント