米株価指数は3日ぶりに上昇し、アップルの決算が予想よりも好調だった。一方、ドル円は2回目の為替介入の可能性から157円台から153円割れまで下落し、3日続落となった。介入規模は合計8兆円と推定される。ユーロドルは米長期金利の低下でドル売りが強まり、3日続伸。1.072ドルのネックラインを上回るかが注目される。ポンドドルはもみ合い、豪ドルは200日移動平均線を上回った。ゴールドは反落しフィボナッチリトレースメントが意識され、原油は200日移動平均線を割り込んだ。ユーロドルのテクニカル分析では、RSIが47と戻り売りが警戒される水準だが、1.072ドルを上回ると200日移動平均線まで上昇する可能性がある。
ユーロドルの日足チャートを分析する。米失業保険は予想を下回ったものの、米FRBがハト派姿勢を崩していないことから長期金利が下落し、ドル売りに。ユーロドルは1.072ドルのネックラインまで回復し、方向を見極めている。
RSIは47となっており、戻り売りが警戒される水準となっている。1.072ドルを上回ると、200日移動平均線まで上昇する可能性がある。