市場分析
Jul 3, 2024

ユーロドルは上昇、米求人数は予想外に増加

ユーロドルが上昇し、1.074ドル付近で推移している。仏総選挙後に上方向へ窓を開けたユーロドルは、一旦窓埋めの動きを見せたが、その後、押し目買いで再び上昇。米国では5月の求人数が予想外に増加し、株価指数も上昇。S&P500は32回目の最高値を更新した。パウエル議長は9月の利下げを支持する可能性がある。ドル円は161円台で反落し、十字線を形成。豪ドル、ポンドドル、ゴールド、原油は小幅なもみ合い。今日は米ADP雇用統計が予定されている。

前日価格変動TOP3

  • GBPJPY    +0.33%
  • GBPUSD   +0.28%
  • EURUSD   +0.04%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株価指数は上昇、S&P500が32回目の最高値更新
  • 米5月求人数は予想外に増加、パウエル議長は9月利下げを支持か
  • ドル円は161円台で反落し161.50円付近、十字線を形成
  • ユーロドルは窓を埋めるが、その後、反発し1.074ドル付近
  • 豪ドルは5月中旬からもみ合い相場、方向感がなく狭いレンジ
  • ポンドドルは上昇、大きなトライアングルを形成中
  • ゴールドは小幅なもみ合い、2330ドル付近で動かず
  • 原油も小幅推移、83.4ドル付近で推移

ユーロドルテクニカル分析

ユーロドルの日足チャートを分析する。仏総選挙の1回目が終わり、上方向へ窓を開けていたユーロドルだが、昨日は窓埋めの動きとなった。窓を埋めた後、再び押し目買いで上昇している。

【EURUSD/日足】

RSIは50を下回っているものの、下落基調が継続しているかどうかは判断が難しい。上方向へ推移するとすれば、次の抵抗線は1.0765ドル~1.0773ドル付近を予想する。

今日の経済指標とイベント(7月3日)

  • 21:15    米ADP雇用統計
  • 21:30   米失業保険申請件数
  • 23:00   米ISM非製造業雇用指数
  • 23:30   米原油在庫量
  • 翌3:00  FOMC議事要旨