ユーロドルが上昇し、1.074ドル付近で推移している。仏総選挙後に上方向へ窓を開けたユーロドルは、一旦窓埋めの動きを見せたが、その後、押し目買いで再び上昇。米国では5月の求人数が予想外に増加し、株価指数も上昇。S&P500は32回目の最高値を更新した。パウエル議長は9月の利下げを支持する可能性がある。ドル円は161円台で反落し、十字線を形成。豪ドル、ポンドドル、ゴールド、原油は小幅なもみ合い。今日は米ADP雇用統計が予定されている。
前日価格変動TOP3
- GBPJPY +0.33%
- GBPUSD +0.28%
- EURUSD +0.04%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は上昇、S&P500が32回目の最高値更新
- 米5月求人数は予想外に増加、パウエル議長は9月利下げを支持か
- ドル円は161円台で反落し161.50円付近、十字線を形成
- ユーロドルは窓を埋めるが、その後、反発し1.074ドル付近
- 豪ドルは5月中旬からもみ合い相場、方向感がなく狭いレンジ
- ポンドドルは上昇、大きなトライアングルを形成中
- ゴールドは小幅なもみ合い、2330ドル付近で動かず
- 原油も小幅推移、83.4ドル付近で推移
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。仏総選挙の1回目が終わり、上方向へ窓を開けていたユーロドルだが、昨日は窓埋めの動きとなった。窓を埋めた後、再び押し目買いで上昇している。
RSIは50を下回っているものの、下落基調が継続しているかどうかは判断が難しい。上方向へ推移するとすれば、次の抵抗線は1.0765ドル~1.0773ドル付近を予想する。
今日の経済指標とイベント(7月3日)
- 21:15 米ADP雇用統計
- 21:30 米失業保険申請件数
- 23:00 米ISM非製造業雇用指数
- 23:30 米原油在庫量
- 翌3:00 FOMC議事要旨