ゴールドは上昇、バイデン大統領が撤退の可能性

ゴールド価格が上昇し、バイデン大統領の選挙撤退の可能性が市場を不安定にしている。英国と仏国で重要な選挙が行われ、政権交代の可能性がある。米国の経済指標が予想を下回り、利下げ観測が高まっている。株式市場ではナスダックとS&P500が最高値を更新。為替市場ではドル円が上昇を続け、ユーロドルとポンドドルも上昇している。ゴールドは技術的に上昇トレンドに入り、2366ドルが目標上値価格とされている。本日は米国市場が休場で、英国総選挙が注目されている。

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前日価格変動TOP3

• XAUUSD   +1.08％
• GBPJPY    +0.56％
• EURUSD   +0.37％

NY市場マーケットハイライト

• バイデン大統領が選挙撤退の可能性、市場が不安定に
• 英総選挙は本日実施、労働党へ政権交代の可能性が濃厚
• 仏決選投票は週末実施、極右政党が政権を獲得するかに注目
• 米経済指標は全て予想を下回る、利下げ観測が高まる
• ナスダックとS&P500は上昇、どちらも最高値更新
• ドル円は上昇が継続、ボリンジャーバンドの+1σ線が支持線
• ゴールドは反発、72日移動平均線が支持線として機能
• ゴールドは2280ドルのネック割れをせず、利下げ観測の高まりで上昇
• ユーロドルは上昇、英仏選挙の結果次第か
• ポンドドルは急上昇、72日移動平均線で反発した後1.27ドル付近で推移
• 豪ドルは上昇、レンジ上限付近で推移

ゴールドテクニカル分析

ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは下降トレンドラインを上方向へブレイクアウトしている。2280ドルがネックラインだったが、割ることができずに反発した。また、72日移動平均線が意識され、4回反発している。昨日の利下げ観測の高まりでゴールドに押し目買いが入ったようだ。

RSIを分析すると、短期、中期、長期のいずれも55付近で推移している。上昇基調に流れが変わってきた。本日の目標上値価格は2366ドルと予想する。

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今日の経済指標とイベント（7月4日）

• 米祝日-米株式休場
• 19：00（日本時間）、英総選挙