市場分析
May 14, 2024

ドル円は反落、日銀総裁が追加利上げについてコメント

ドル円は反落し、151.25円付近で推移している。日銀総裁は目標達成度が高まれば追加利上げを検討すると発言した。米国はイスラエルに停戦を要請し、主要国からもイスラエルをけん制する動きがある。ドル円の4時間足チャートではボラティリティが小さく、狭いレンジ内で推移。本日は米雇用統計とカナダ雇用統計の発表があり、大きな変動に注意が必要である。

前日価格変動TOP3

  • GBPJPY -0.41%
  • CADJPY -0.4%
  • XAUUSD -0.4%

NY市場マーケットハイライト

  • 米FRB高官は「今年は利下げしない可能性」と発言
  • FRB内部でも意見が分かれている状況、米株価指数は下落
  • 米失業保険申請件数は増加、1年ぶりの高水準
  • 本日は米雇用統計、市場予想は平均時給+4.1%
  • ドル円は151.25円に下落、中東情勢をめぐりリスク回避の動きか
  • 日銀総裁は目標達成度が高まれば追加利上げを検討するとコメント
  • 米国はイスラエルに停戦を要請、主要国からもイスラエルをけん制する動き
  • ユーロドルはコマ足を形成、90日移動平均線が抵抗線
  • 豪ドルは3日続伸、0.658ドル付近で推移
  • ゴールドは下落、ボリンジャーバンドの+3σ線で反落
  • 原油相場は上昇、地政学リスクの上昇が要因
  • 原油相場ではバンドウォーク発生か、90ドルが上値目安

ドル円テクニカル分析

ドル円の4時間足チャートを分析する。4時間足チャートにボリンジャーバンドを描画すると、過去の動きと比較して、ボラティリティが明らかに小さくなっており、狭いレンジ範囲内で推移していることが確認できる。昨日、やや円高に動いたといっても、レンジ範囲は抜け出せていない。

【USDJPY/日足】

RSIは46となっており、4時間足では下落基調を示す水準になった。152円台へ何回かトライしたものの、失敗したため、売り注文に押されている状況。本日は米雇用統計があるため、大きな変動に十分注意したい。

今日の経済指標とイベント(4月5日)

  • 21:30(日本時間)、米雇用統計
  • 21:30(日本時間)、カナダ雇用統計