市場分析
Jun 5, 2024

ドル円は続落、日銀副総裁が円安の影響についてコメント

ドル円は続落し、154円台まで下落。米株価指数は小幅上昇するも利下げ観測で以前のように大きく伸びず、米求人数が低水準に。日銀副総裁が円安の影響についてコメントし、長期国債の買い入れ減額を検討中と報道。ユーロドルは反落し、豪ドルは0.66~0.67ドルのレンジを形成。ゴールドと原油は下落し、特に原油は5日連続で大幅続落。ドル円の日足チャート分析では、52日移動平均線付近で推移し、RSIが50に近づいており、反発の可能性が注目される。

前日価格変動TOP3

  • XTIUSD    -1.49%
  • XAUUSD  -1.09%
  • USDJPY   -0.78%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株価指数は小さく上昇、利下げ観測でも大きく伸びず
  • 米求人数が低水準に、米労働市場の縮小が目立つ
  • ドル円は154円台まで下落、52日移動平均線付近の動きに注意
  • 日銀副総裁が円安についてコメント、長期国債の買い入れ減額を検討と報道
  • ユーロドルは反落、1.088ドル付近で推移
  • 豪ドルはレンジを形成、0.66ドルから0.67ドル付近を推移
  • ゴールドは下落、52日移動平均線を下回る
  • 原油は5日連続の大幅続落で73ドル台、減産政策縮小が大きく影響

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は2日続落している。今週は米雇用統計、来週はFOMCが控えている。米求人数が低水準となったことが影響して、米長期金利が下落し、ドル売りに。ドル円は52日移動平均線付近まで下落した。

【USDJPY/日足】

RSIを分析すると、50で推移しており、50で反発するかどうかに注目したい。50を下抜けすれば、3月以来の下落基調となる。上昇チャネルの下限ラインも下値にあるため、価格が反発するかに注目したい。

今日の経済指標とイベント(6月5日)

  •  9:30(日本時間)、NikkeiサービスPMI
  • 10:30(日本時間)、豪GDP
  • 21:15(日本時間)、米ADP雇用統計
  • 22:45(日本時間)、カナダ政策金利発表
  • 23:00(日本時間)、米ISM非製造業指数
  • 23:00(日本時間)、米原油在庫量
  • 23:30(日本時間)、カナダ中銀記者会見