トランプ政権の就任初日は関税政策の発動が見送られ、市場は安堵感を示した。米株式市場は3日連続で上昇し、AI分野への投資発表も好感された。金融市場では、日銀の利上げ観測からドル円が155円台で推移。
ゴールドは2726ドルの抵抗線を突破し2745ドルまで上昇。RSIは66と過熱感はなく、史上最高値2790ドルへの到達が期待される。
市場はヘッジ目的での買いが強まっており、株高と金価格上昇が同時進行している状況だ。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +1.27%
- XTIUSD -0.63%
- GBPUSD +0.23%
NY市場マーケットハイライト
- トランプ政権は就任当日の関税発動を見送り、市場は安堵感
- 米株式市場はトランプ政権の慎重さを評価、3日続伸
- トランプ政権はAI分野への巨額投資を発表
- 日銀の利上げがほぼ織り込まれる、ドル円は155円台に張り付き
- ユーロドルは2日続伸、52日移動平均線付近で推移
- ゴールドはネックラインを上抜け、2790ドルの高値にトライ
- ゴールドのRSIは66付近で推移、上昇の余地はあり
- ポンド円は上昇トレンドを上回る、192円付近で推移
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドはネックラインとなっていた2726ドルの抵抗線を上抜け、2745ドルまで上昇。トランプ政権がスタートし、慎重姿勢が際立っているが、市場はヘッジをかけた動きとなっている。米株式市場も上昇しているが、同時にゴールドも買いが強まっている。
RSIは66であり、過熱感はない。2790ドルの最高値を目指して上昇する可能性がある。
今日の経済指標とイベント(1月22日)
- 深夜0時(日本時間)、米景気先行指数
- 深夜0時頃(日本時間)、ラガルドECB総裁講演