英国の選挙で労働党が圧勝し、14年ぶりの政権交代が実現。これを受けてポンドドルは3日連続で上昇し、72日移動平均線が支持線となっている。週足チャートではトライアングル形成中で、上方ブレイクの可能性が注目される。一方、米国では雇用統計発表を控え、雇用者数減少と失業率上昇が予想されている。これにより利下げ観測が高まり、9月の利下げ予想が多数を占める。ドル円は反落、ユーロドルと豪ドルは上昇傾向にある。原油価格も続伸し、85ドルの節目に接近している。本日は米国雇用統計が発表される。
前日価格変動TOP3
- AUDUSD +0.30%
- EURUSD +0.25%
- GBPUSD +0.16%
NY市場マーケットハイライト
- 英選挙で労働党が圧勝、14年ぶりの政権交代が実現
- ポンドドルは3日続伸、72日移動平均線が支持線
- ポンドドルはトライアングルの中で推移、上方向へのブレイクに注目
- 本日が米雇用統計に注目、雇用者数が減少し失業率が高水準の予想
- 米利下げ観測が高まる、9月の利下げ予想が多数
- ドル円は反落し161.20円台で推移、雇用統計で変動大きくなるか
- 原油価格は続伸、84.3ドル付近に上昇し85ドルの節目に接近
- ユーロドルは3日続伸、一目均衡表の雲を上抜けする
- 豪ドルはレンジ相場を上方向にブレイクアウト、上昇継続か
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルは72日移動平均線が支持線として機能し、基準線を上回って推移している。上値に控える抵抗線は下降トレンドラインだ。ポンドドルは週足のトライアングルの中で推移しており、昨日の英選挙の結果を受けて突破する可能性がある。
RSIは50以上で推移しており、上昇基調がやや強まっている。直近高値である1.2860ドルを上抜けできるかに注目していきたい。
今日の経済指標とイベント(7月5日)
- 21:30(日本時間)、米雇用統計
- 21:30(日本時間)、カナダ雇用統計