原油価格は下落基調にあり、200日移動平均線を割り込んでいる。米株は小幅上昇したが、一部では調整の兆しも。ドル円は2日続伸し、154.70円に上昇。ユーロドル、ポンドドル、豪ドルは軟調に推移。中東情勢の緊張や米原油在庫量の統計に注目が集まる。テクニカル的には、原油は一目均衡表の雲の中で推移しており、雲を下抜けすれば下落に拍車がかかる可能性がある。
前日価格変動TOP3
- USDJPY +0.54%
- GBPUSD -0.42%
- EURJPY +0.37%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は小幅上昇、一部では株価調整の動きの前兆と捉える識者も
- ドル円は2日続伸、154.70円に上昇
- 神田財務官は市場の動きに秩序があれば介入の必要はないと発言
- ドル円は押し目買いが強まる可能性、日米金利差に再び焦点
- ユーロドルは小幅に反落、200日移動平均線で反落後1.075ドルまで下落
- ポンドドルは大きく下落、ドル買いが強まり1.25ドル付近で推移
- 豪ドルは0.665ドルの主要抵抗線で反落、トリプルトップを形成中か
- 原油は下落、200日移動平均線が抵抗線として機能
- 中東情勢は再び緊張、イスラエルが合意案を拒否
- ゴールドは小幅推移、フィボナッチ23.6%が強い抵抗線
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。原油は200日移動平均線を割っており、かつ、支持線から抵抗線に変化していることが確認できる。一目均衡表の雲の中で推移しており、雲を下抜けすれば、下落に勢いが突く可能性がある。
次の支持線は75.9ドルが考えられる。イスラエルが合意案を拒否したという報道があり、再び緊張が高まれば、急騰する可能性もあるため、警戒が必要だ。本日公表される米原油在庫量の統計も注目したい。
今日の経済指標とイベント(5月8日)