フランス選挙で左派が勝利し、EUとの対立が予想されることでユーロ安圧力が高まった。これによりユーロドルは下方向に窓開けし、不安定な相場となる可能性が高い。他の通貨ペアでは、ドル円が160円台に下落、ゴールドが急騰、豪ドルがレンジ相場を上抜けるなどの動きを見せた。テクニカル分析では、ユーロドルが大きなトライアングルを形成しており、選挙結果を受けて大きく変動する可能性がある。
ユーロドルの日足チャートを分析する。大きなトライアングルを描画できる。徐々に収束してきており、仏選挙の結果で大きく変動する可能性がある。左派は支出拡大を訴えており、EUと対立する可能性がある。そのため、不安感からユーロは売られやすいのではないかと予想できる。
ブレイクアウトに注目したい。本日は下方向へ窓開けした。RSIは50を上回っているが、下落圧力の強さを見極めたい。