ニューヨーク市場では、米株価指数が横ばいで推移し、ドル円は155.56円まで上昇。ユーロドルとポンドドルは、それぞれ1.075ドルと1.25ドル付近で推移。英国の政策金利発表と中銀総裁のコメントに注目が集まっており、利下げに言及すればポンドドルは下落する可能性がある。ポンドドルのテクニカル分析では、240日移動平均線で反落しており、MACDとRSIも下落基調を示唆。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +1.07%
- CADJPY +0.61%
- USDJPY +0.60%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数はボラティリティが低くなる、ほぼ前日と同値
- ドル円は155.56円まで上昇、米財務長官の介入けん制で市場は安心感
- ドル円は押し目買い注文が多くなる、160円を再び目指すか
- 重要経済指標は来週の米CPI、それまでは主要指標なし
- ユーロドルはほとんど動かず、1.075ドル付近で推移
- ポンドドルは1.25ドル付近で推移、様子見姿勢が継続
- 英政策金利と中銀総裁のコメントに注目、利下げに言及するか
- 英中銀が利下げに言及すればポンドドルは下落が強まる可能性
- ゴールドはフィボナッチ23.6%を上抜けできず反落
- 原油は上昇し79.4ドル台で推移、200日移動平均線が抵抗線として機能
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルは240日移動平均線で反落している。240日移動平均線に到達し、長い上ヒゲを形成して反落しているのは戻り売りのサインの1つ。節目の価格である1.25ドル付近での攻防が続いている。
MACDを見ると、0を上回っておらず、下落基調の中にまだある。RSIは50で反落していることが確認でき、戻り売りのサインとなっている。本日は英政策金利が発表されるため、警戒したい。
今日の経済指標とイベント(5月9日)
- 20:00(日本時間)、英政策金利発表
- 20:30(日本時間)、英中銀総裁声明
- 21:30(日本時間)、米失業保険申請件数