ゴールド相場は調整局面に入り、2400ドル手前で売りが強まっている。中国中央銀行が2ヶ月連続でゴールド購入を見送ったことも売り要因の一つとなっている。ウォルフ波動理論に基づく分析では、2395ドル付近が目標上値として設定され、昨日はこの水準から反落した。今後の動向はパウエルFRB議長の議会証言に注目が集まる。利下げに前向きな発言があれば、ゴールド価格が急騰する可能性がある。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD -1.32%
- EURUSD +0.22%
- GBPUSD +0.15%
NY市場マーケットハイライト
- S&P500とナスダックは最高値更新、FRB議長の議会証言に注目
- ゴールドは下落、2400ドル手前で売りが強まる
- 中国中央銀行が2ヶ月連続でゴールド購入を見送る、売り要因の1つ
- ドル円はまちまちの結果、160.80円付近で推移
- 原油は続落、需要拡大も中国需要の低下が重しとなる
- ユーロドルは窓埋め完了、雲を上抜けて推移
- 豪ドルは上昇が継続、0.6735ドル付近で推移
- ポンドドルはまちまち、委員の1人が高金利据え置きに賛成意見を述べる
ゴールドドルテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドはポジション調整が進んだようだ。ウォルフ波動理論を基に、チャート上にトレンドラインを描画し、目標上値を定めるラインを病臥すると、2395ドル付近が該当する。昨日は、2395ドル付近から反落した。背景には中国中銀がゴールドの買いを見送ったことが関係しているかもしれない。
RSIは50より上値で推移しており、雲で再度反発するかどうかに注目。パウエル議長の議会証言が予定されており、利下げに前向きな発言があれば、ゴールドは急騰する可能性がある。
今日の経済指標とイベント(7月9日)
- 23:00(日本時間)、FRBパウエル議長発言
- 23:00(日本時間)、イエレン財務長官発言
- 翌2:00(日本時間)、FOMCメンバー発言