ドル円相場は上昇し、一時161.50円まで上昇した。パウエルFRB議長の議会証言では利下げ時期に言及がなく、雇用の軟調化にも触れたことでドル高が進んだ。フィボナッチエクスパンションの分析では、61.8%で明確な反発が見られ、165.50円付近までの円安進行に警戒が必要だ。市場の注目は明日の米コアCPIに集まっており、結果次第で大きな相場変動の可能性がある。162円台突入の可能性も視野に入れる必要がある。他の市場では、S&P500とナスダックが最高値を更新し、ゴールドは下落、原油は3日続落となった。為替市場ではユーロドルが上昇、ポンドドルは反落、豪ドルは堅調な上昇を見せている。
ドル円の日足チャートを分析する。フィボナッチエクスパンションを病臥すると、61.8%で明確に反発していることが確認できる。転換線を上回り、押し目買いが入ったようだ。100%に該当するのは165.50円付近となり、さらなる円安に警戒したい。
市場が注目するのは明日の米コアCPI。CPIの結果次第では、上下に大きく揺れる可能性がある。直近高値は161.95円付近であり、162円台に突入するかどうかに注目したい。