ドル円相場が急落し、161円台から157円まで下落した。この背景には、予想を下回った米コアCPIの発表があり、これを受けて利下げ観測が高まった。市場ではドル売りが進み、為替相場のボラティリティが急騰した。一部では為替介入を疑う声も上がっている。ドル円のRSIは50を下回り、相場の転換点となる可能性がある。他の通貨ペアも影響を受け、ゴールドは上昇、ユーロドルやポンドドルも上昇した。今後は米経済指標の発表に注目が集まっている。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +1.84%
- USDJPY -1.83%
- EURUSD +0.35%
NY市場マーケットハイライト
- 米コアCPIは予想を下回る、為替相場のボラティリティは急騰しドル売り
- ゴールドは利下げ観測の高まりで一時2424ドルまで上昇
- ドル円は161円台から157円まで急落、一部で為替介入を疑う関係者も
- ドル円のRSIは50を下回る水準に、ドル円相場の転換点となるか
- ユーロドルは上昇、下降トレンドラインにぶつかり攻防を続ける
- ポンドドルは上昇、フィボナッチの61.8%ラインにぶつかる
- 豪ドルも上昇、0.6790ドルを上抜けできるかが焦点
- 原油は続伸、83ドル台で推移
- クロス円相場は急落、主要通貨ペアで包み足パターンが出現
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は米CPIが弱い結果になったことを受け、急落した。高値圏でダブルトップを形成し、52日移動平均線まで下落している。52日移動平均線はドル円で意識されている移動平均線であり、下抜けするかが焦点となる。
RSIは約1ヵ月ぶりに50を下回った。為替介入観測の声も一部から出ているが、160円台での売りポジションや、指値注文のストップロスを巻き込んだ可能性もある。
今日の経済指標とイベント(7月12日)
- 21:30(日本時間)、米コアPPI
- 23:00(日本時間)、米ミシガン大学消費者信頼感指数