ドル円相場が急落し、161円台から157円まで下落した。この背景には、予想を下回った米コアCPIの発表があり、これを受けて利下げ観測が高まった。市場ではドル売りが進み、為替相場のボラティリティが急騰した。一部では為替介入を疑う声も上がっている。ドル円のRSIは50を下回り、相場の転換点となる可能性がある。他の通貨ペアも影響を受け、ゴールドは上昇、ユーロドルやポンドドルも上昇した。今後は米経済指標の発表に注目が集まっている。
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は米CPIが弱い結果になったことを受け、急落した。高値圏でダブルトップを形成し、52日移動平均線まで下落している。52日移動平均線はドル円で意識されている移動平均線であり、下抜けするかが焦点となる。
RSIは約1ヵ月ぶりに50を下回った。為替介入観測の声も一部から出ているが、160円台での売りポジションや、指値注文のストップロスを巻き込んだ可能性もある。