市場分析
Jul 15, 2024

為替市場はドル買いか、トランプ氏が銃撃を受けて負傷

為替市場ではドル買いが優勢となっている。トランプ氏の銃撃事件が週末のトップニュースとなり、ドル買いやゴールド買いが強まる可能性がある。ドル円は158円台前半で推移し、159円台での大きな売りによりボラティリティが上昇した。他の通貨ペアもドル高傾向にある。ドル円の技術分析では、52日移動平均線が支持線として機能し、RSIが50に接近している。全体的に、ドル高円安のトレンドが続く可能性が高いと見られている。

前日価格変動TOP3

  • USDJPY    -0.56%
  • EURUSD   +0.34%
  • AUDUSD  +0.34%

NY市場マーケットハイライト

  • ドル円は再度為替介入か、159円台で大きな売りがありボラティリティ上昇
  • トランプ氏が選挙演説中に銃撃、週末のトップニュースに
  • トランプ氏に注目が集まる、ドル買いやゴールド買いが強まる可能性
  • ドル円は上方向に窓開け、158円台前半で推移
  • ユーロドルは下方向に窓開け、ドル買いが強まっている
  • 豪ドルも下方向に窓開け、オセアニア市場ではドル買い優勢
  • ゴールドはやや下落気味、ドル買いがやや優勢か
  • 通貨強弱ではドル一強状態、幅広くドル買いに
  • 原油は包み足を形成して82.5ドル台に下落

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は金曜日にも為替介入がされた可能性がある。今回は米利下げ観測が高まっていた中での介入であり、不意を突く介入だった。52日移動平均線が支持線として機能しており、RSIも50に接近している。

【USDJPY/日足】

RSIが50で反発すれば、押し目買い意欲が増すだろう。為替相場では全体的にドル買いが優勢になっている。ドル円も再度円安トレンドが再開する可能性を考えたい。

今日の経済指標とイベント(7月15日)

  • 21:30(日本時間)、NY連銀製造業景気指数
  • 翌1:00(日本時間)、パウエルFRB議長講演