ゴールドは小幅上昇し、2320ドル付近で推移。世界の中央銀行がゴールドに注目し、買いがゴールド相場を支えている。日足チャートでは、90日移動平均線とネックラインを上回り、RSIは51で上昇基調を示している。ただし、テクニカルだけでは値動きの判断が難しい状況。今後はネックライン割れと90MA割れに注意が必要。米国は祝日で株式市場が閉場、英国では消費者物価指数の発表がある。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +0.98%
- XAUUSD +0.40%
- EURJPY +0.14%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は軒並み上昇、ナスダックが今年31回目の最高値更新
- 米株式市場へ資金流入が続く、ハイテク株がけん引
- 米小売売上高が弱めの結果に、5月はわずかな増加にとどまる
- ドル円は157.80円に上昇、上値が重たいながらも4日続伸
- ユーロドルは小幅に上昇、1.074ドル付近で推移
- NY連銀のウィリアムズ総裁は「経済は正しい方向に向かっている」と発言
- ポンドドルは1.271ドル付近で推移
- ゴールドはもみ合いながらも小幅上昇、2320ドル付近で推移
- 世界の中央銀行はゴールドに注目、中銀の買いがゴールド相場を支える
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドはもみ合いながらも、2330ドル付近で推移しており、根強い買い圧力がある。90日移動平均線を上回っており、ネックラインも上回っている。
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RSIは51となっており、上昇基調を示す水準となっている。世界の中銀がゴールド相場を支えている一面もあり、テクニカルだけでは値動きを判断するのが難しい。今後はネックライン割れ、90MA割れの局面に注目したい。
今日の経済指標とイベント(6月19日)
- 米祝日ー株式市場閉場
- 15:00(日本時間)、英消費者物価指数