市場分析
Jun 19, 2024

ゴールドはもみ合い、世界の中銀は金保有率を高める方針

ゴールドは小幅上昇し、2320ドル付近で推移。世界の中央銀行がゴールドに注目し、買いがゴールド相場を支えている。日足チャートでは、90日移動平均線とネックラインを上回り、RSIは51で上昇基調を示している。ただし、テクニカルだけでは値動きの判断が難しい状況。今後はネックライン割れと90MA割れに注意が必要。米国は祝日で株式市場が閉場、英国では消費者物価指数の発表がある。

前日価格変動TOP3

  • XTIUSD    +0.98%
  • XAUUSD  +0.40%
  • EURJPY   +0.14%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株価指数は軒並み上昇、ナスダックが今年31回目の最高値更新
  • 米株式市場へ資金流入が続く、ハイテク株がけん引
  • 米小売売上高が弱めの結果に、5月はわずかな増加にとどまる
  • ドル円は157.80円に上昇、上値が重たいながらも4日続伸
  • ユーロドルは小幅に上昇、1.074ドル付近で推移
  • NY連銀のウィリアムズ総裁は「経済は正しい方向に向かっている」と発言
  • ポンドドルは1.271ドル付近で推移
  • ゴールドはもみ合いながらも小幅上昇、2320ドル付近で推移
  • 世界の中央銀行はゴールドに注目、中銀の買いがゴールド相場を支える

ゴールドテクニカル分析

ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドはもみ合いながらも、2330ドル付近で推移しており、根強い買い圧力がある。90日移動平均線を上回っており、ネックラインも上回っている。

【XAUUSD/日足】

RSIは51となっており、上昇基調を示す水準となっている。世界の中銀がゴールド相場を支えている一面もあり、テクニカルだけでは値動きを判断するのが難しい。今後はネックライン割れ、90MA割れの局面に注目したい。

今日の経済指標とイベント(6月19日)

  • 米祝日ー株式市場閉場
  • 15:00(日本時間)、英消費者物価指数