原油価格は小幅に下落したが、夏の需要増加への期待がある。株式市場は全般的に下落し、日経平均株価は10日間で2500円以上下落。米国株価指数も下落し、利益確定の動きが見られる。ドル円は155円台から上昇したが、157.20円台で止まった。ECBは政策金利を据え置き、9月の予定は未定とした。原油のテクニカル分析では、下降トレンドラインが注目され、上昇の勢いが弱いものの、米原油在庫の減少が強気シグナルとなる可能性がある。RSIは52で、85ドル後半への回復可能性も示唆される。
前日価格変動TOP3
- USDJPY -0.75%
- GBPUSD -0.48%
- EURUSD -0.39%
NY市場マーケットハイライト
- 日経平均株価は大きく下落、わずか10日で2500円以上の値下がり
- 米株価指数は軒並み下落、値固めと利益確定の動きか
- 米失業保険申請件数は上昇、労働市場が緩和的
- ゴールドは2日続落、直近高値の2450ドルを割り込む
- ドル円は155円台から上昇も52日移動平均線を上回れず、157.20円台
- ポンドドルも下落、7日ぶりの下落でかぶせ足が出現
- ECBは政策金利据え置きを決定、9月の予定も未定とコメント
- ユーロドルは下落、1.09ドルを下回る
- 豪ドルは4日続落、0.67ドルが支持線になるかどうかに注目
- 原油は前日の大陽線出現後に反落、上昇の勢いが弱い
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。下降トレンドラインが描画できる。前日は大幅高となったものの、上昇が続かなかった。ただ、米原油在庫は減少しており、強気シグナル出現の可能性も指摘されている。
RSIは52となっており、下落基調に転換したわけではないが、上昇の勢いが弱い。今後は下降トレンドラインを上回ることができるのかが焦点となる。下降トレンドラインを上回れば、85ドル後半に回復する可能性もある。
今日の経済指標とイベント(7月19日)
- 8:30(日本時間)、日本消費者物価指数
- 15:00(日本時間)、英小売売上高
- 21:30(日本時間)、カナダ小売売上高