原油価格は小幅に下落したが、夏の需要増加への期待がある。株式市場は全般的に下落し、日経平均株価は10日間で2500円以上下落。米国株価指数も下落し、利益確定の動きが見られる。ドル円は155円台から上昇したが、157.20円台で止まった。ECBは政策金利を据え置き、9月の予定は未定とした。原油のテクニカル分析では、下降トレンドラインが注目され、上昇の勢いが弱いものの、米原油在庫の減少が強気シグナルとなる可能性がある。RSIは52で、85ドル後半への回復可能性も示唆される。
原油の日足チャートを分析する。下降トレンドラインが描画できる。前日は大幅高となったものの、上昇が続かなかった。ただ、米原油在庫は減少しており、強気シグナル出現の可能性も指摘されている。
RSIは52となっており、下落基調に転換したわけではないが、上昇の勢いが弱い。今後は下降トレンドラインを上回ることができるのかが焦点となる。下降トレンドラインを上回れば、85ドル後半に回復する可能性もある。