ゴールドが2400ドル台で初の終値をつけ、直近高値の2430ドルに迫っている。銀や銅なども軒並み上昇し、銀は11年ぶりの高値を記録した。テクニカル的には、フィボナッチアークの100%とファンの50%が強い抵抗線として機能している。ゴールドは2430ドル台の高値を更新する可能性があるが、調整の動きにも注意が必要だ。一方、ドル円は155.60円付近で推移し、円安の勢いがやや落ち着いている。日銀の量的引き締め観測から、日本の長期金利は0.94%まで急上昇した。
ゴールドの日足チャートを分析する。直近高値は2430ドル付近であり、現在は2414ドル台で推移している。フィボナッチアークとフィボナッチファンを描画すると、現在、アークの100%とファンの50%が上値に控えており、抵抗線としては非常に強い価格帯があることが分かる。初めて2400ドル台で終値を迎えた。
ゴールド以外でも銀や銅などの貴金属が次々と最高値を更新している。2430ドル台の高値を更新する可能性が十分にあるが、調整の動きが出る可能性にも注意。