USDCHFは下落基調にあり、フィボナッチリトレースメントの38.2%を下抜けた。次の目標は50%で、RSIは38と下落余地がある。本日はスイス中銀と英中銀の政策金利発表が予定されており、影響は大きい。米国は休場だが、失業保険申請件数と原油在庫量の発表がある。ユーロドルは3日続伸、ドル円は5日続伸、ポンドドルはレンジ相場。英国ではサービス部門のインフレ率が予想を上回り、利下げ観測が後退した。
前日価格変動TOP3
- USDCHF -0.61%
- GBPJPY +0.22%
- EURJPY +0.12%
NY市場マーケットハイライト
- 米株式市場は休場、本日はスイスと英政策金利が発表
- スイス・英ともに政策金利は現状維持予想
- 仏・伊に対してEUが過剰赤字手続き、EUと対立が激化する可能性
- ユーロドルは3日続伸、1.0735ドル付近で推移
- ドル円は小幅ながらも5日続伸、終値は158円台
- ポンドドルはレンジ相場を形成、1.2720ドル付近で推移
- 英はサービス部門のインフレ率が予想を上回る、利下げ観測が後退
- USDCHFは下落が続く、0.884ドル付近で推移
- ゴールドのボラティリティは小さい、2330ドルから動かず
- 原油もほぼ動かず、本日の米原油在庫量で変動の可能性
USDCHFテクニカル分析
USDCHFの日足チャートを分析する。USDCHFはフィボナッチリトレースメントが意識される傾向があり、今回も23.6%、38.2%と、しっかり反応していることが確認できる。現在は38.2%を下抜けており、次の目標である50%を目指している可能性が高い。
本日はスイス中銀による政策金利の発表が予定されている。年4回の発表なので、影響は大きい。RSIは38となっており、下落余地はまだある。
今日の経済指標とイベント(6月20日)
- 16:30(日本時間)、スイス政策金利発表
- 17:30(日本時間)、スイス国立銀行総裁記者会見
- 20:00(日本時間)、英政策金利発表
- 21:30(日本時間)、米失業保険申請件数
- 深夜0時(日本時間)、米原油在庫量