市場分析
May 21, 2024

ドル円は156円台、FRB高官のタカ派発言でドル買い優勢

ドル円は156円台で推移。FRB高官のタカ派発言を受け、ドル買いが優勢に。156.79円の直近高値を上抜けできるかに注目。米株価指数はまちまち。ゴールドは2450ドルの最高値を更新後、2430ドルまで反落。原油は79.7ドル台で推移し、200日移動平均線を下回る。ユーロドルは小幅反落、ポンドドルは3日続伸。本日は各国の要人発言が相次ぐため、為替相場の動向に注意が必要。

前日価格変動TOP3

  • XAUUSD +0.46%
  • GBPJPY +0.43%
  • AUDUSD -0.40%

NY市場マーケットハイライト

  • FRB関係者のコメントが相次ぐ、3回の利下げ予想は適切ではないとタカ派発言
  • 他のFRB関係者も金利据え置きを支持、FRB議長のハト派姿勢と対照的
  • 米株価指数はまちまち、エヌビディアの決算を控えナスダックは最高値更新
  • ドル円は3日続伸、FRB関係者のタカ派発言で米長期金利が上昇
  • ドル円は156.25円付近で推移、156.79円の直近高値を上抜けできるかに注目
  • ゴールドは2450ドルまで上昇し最高値更新、その後2430ドルまで反落
  • イランのライシ大統領や外相が急死、原油相場には混乱みられず
  • 原油は79.7ドル台で推移、200日移動平均線を下回って推移
  • ユーロドルは小幅反落、為替相場ではドル優勢の動き
  • ポンドドルは3日続伸、1.27ドル付近での攻防が続く

ドル円テクニカル分析

ドル円の日足チャートを分析する。ドル円にフィボナッチチャネルを描画すると、価格帯が意識されていることが確認できる。ドル円は一目均衡表の基準線を上回って推移。FRB高官のタカ派発言を受けて、ドル買いが優勢になり、156円台に乗せた。本日も要人発言が相次ぐため注意が必要。

【USDJPY/日足】

上値の抵抗線は157円付近になると予想される。直近高値である156.79円を上抜けできるかに注目したい。

今日の経済指標とイベント(5月21日)

  • 10:30(日本時間)、豪金融政策委員会議事要旨
  • 17:00(日本時間)、米イエレン財務長官コメント
  • 17:00(日本時間)、ラガルドECB総裁コメント
  • 21:30(日本時間)、カナダ消費者物価指数
  • 22:00(日本時間)、FRB要人発言
  • 22:10(日本時間)、FOMC要人発言
  • 翌2:00(日本時間)、英中銀総裁コメント