英中銀が政策金利を据え置いたことで、ポンドが下落した。一方、スイス中央銀行は利下げを実施し、スイスフランが売られた。米国株式市場では、テクノロジー株が上昇を主導したが、ダウ平均は上昇、S&P500は反落した。為替市場では、ドル円が158.90円付近まで上昇し、160円台が視野に入ってきた。ユーロドルは下落し、1.07ドル付近で推移している。ゴールドは米経済指標の弱さを受けて上昇し、原油も続伸した。ポンドドルでは、90日移動平均線が注目されており、今後の動向が注目されている。
前日価格変動TOP3
- USDCHF +0.77%
- USDJPY +0.57%
- GBPUSD -0.52%
NY市場マーケットハイライト
- スイス中銀は0.25%の利下げを発表、スイスフランが売られる
- 英中銀は政策金利維持を決定、利下げ支持の委員が増加
- ダウ平均株価は上昇、S&P500は8日ぶりに反落
- 米株価指数はテック株が上昇を主導、他の株価はほとんど上昇せず
- ドル円は158.90円付近まで上昇、節目の158.45円を上抜け
- ドル円は160円台が現実味、財務省は為替介入に慎重姿勢
- 日銀が動かなかったことが要因か、日米金利差で円売りが継続
- ユーロドルは下落、1.07ドル付近で推移
- ゴールドは上昇、米経済指標が予想を下回り米ドル売りに
- 原油は続伸、米原油在庫量が減少したことが影響か
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルは90日移動平均線まで下落しており、1.265ドル付近で推移している。今後の焦点は90日移動平均線を割るかどうかとなりそう。
RSIは48付近で推移しており、やや下落基調が強まっている。長期的な視点で考えると、ポンドドルは高値切り下がり、安値切り上がりのトライアングルを形成中。
今日の経済指標とイベント(6月21日)
- 8:30(日本時間)、日本全国コアCPI
- 15:00(日本時間)、英小売売上高
- 21:30(日本時間)、カナダ小売売上高
- 22:45(日本時間)、米サービス業購買部協会景気指数
- 23:00(日本時間)、米景気先行指数
- 深夜0時(日本時間)、FRB金融政策報告書