ドル円は高値圏で「トンボ」というローソク足パターンが出現し、下落に転換するシグナルとなる可能性がある。直近高値である154.78円付近を上抜けできるかがポイントだが、一度調整の反落があってもおかしくない。反落する場合、153.60円、151.958円が下値目安となりそうだ。ナスダックやS&P500は下落が継続しており、主要ハイテク企業の決算を控えている。G20は過度なドル高を深く懸念と表明し、為替介入も意識されている。ユーロ圏財務相会合やラガルド総裁発言など、今日の経済指標とイベントにも注目が集まる。
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は高値付近で「トンボ」というローソク足パターンが出現している。下ヒゲが長く、押し目買い意欲が強いことを示す。一方、高値圏で出現した場合、下落に転換するシグナルとなる場合がある。直近高値は154.78円付近であり、この価格帯を上抜けできるかがポイントとなりそうだ。
一度調整の反落があってもおかしくない。RSIは68~70付近で推移している。反落する場合、153.60円、151.958円が下値目安となりそうだ。