ドル円は高値圏で「トンボ」というローソク足パターンが出現し、下落に転換するシグナルとなる可能性がある。直近高値である154.78円付近を上抜けできるかがポイントだが、一度調整の反落があってもおかしくない。反落する場合、153.60円、151.958円が下値目安となりそうだ。ナスダックやS&P500は下落が継続しており、主要ハイテク企業の決算を控えている。G20は過度なドル高を深く懸念と表明し、為替介入も意識されている。ユーロ圏財務相会合やラガルド総裁発言など、今日の経済指標とイベントにも注目が集まる。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +0.55%
- GBPJPY -0.55%
- USDCHF -0.20%
NY市場マーケットハイライト
- ナスダックやS&P500は下落が継続、主要ハイテク企業の決算を控える
- ドル円は窓を開けて週明けの取引を開始、週末の中東情勢に敏感に反応したか
- ドル円は154円台に張り付いており、155円突破のチャンスを狙う
- G20は過度なドル高を深く懸念と表明、為替介入も意識される
- ユーロドルは1.06ドルで反発、はらみ足が出現
- ポンドドルは下落が継続、1.236ドルを割れば1.218ドルが視野に入る
- 豪ドルは0.636ドル付近で反発、ゆっくりドル高が進行中
- ゴールドは押し目買い意欲が強い、2400ドル手前で推移
- 原油は一時85.8ドルまで上昇、売り圧力が強まり長い上ヒゲが出現
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は高値付近で「トンボ」というローソク足パターンが出現している。下ヒゲが長く、押し目買い意欲が強いことを示す。一方、高値圏で出現した場合、下落に転換するシグナルとなる場合がある。直近高値は154.78円付近であり、この価格帯を上抜けできるかがポイントとなりそうだ。
一度調整の反落があってもおかしくない。RSIは68~70付近で推移している。反落する場合、153.60円、151.958円が下値目安となりそうだ。
今日の経済指標とイベント(4月22日)
- 19:00(日本時間)、ユーロ圏財務相会合
- 翌0:30(日本時間)、ラガルド総裁発言