ポンドドルは1.27ドル付近で推移しているが、1.274ドルの強い抵抗帯に阻まれている。英国の消費者物価指数(CPI)の発表を控え、為替相場の大きな変動の可能性がある。FRB理事のハト派発言を受け、ドル安が進行。株価指数は小幅に上昇し、エヌビディアの決算発表に注目が集まる。ゴールドは早期利下げ否定のコメントで下落。カナダのCPIは鈍化し、インフレ落ち着きの兆しが見られる。
前日価格変動TOP3
- CADJPY -0.26%
- XAUUSD -0.23%
- USDCAD +0.22%
NY市場マーケットハイライト
- ウォラーFRB理事は最近のCPIデータを好感、市場はハト派と受け取る
- 株価指数は小幅に上昇、本日夜のエヌビディア決算に市場は注目
- ドル円はわずかに下落、要人のハト派発言で円安が落ち着く
- ゴールドは下落、早期利下げを否定するコメントで売られる
- カナダCPIは鈍化、インフレが落ち着いている兆候
- 米ドルカナダドルは90日移動平均線付近まで下落
- ユーロドルは小幅に下落、1.085ドル付近
- ポンドドルは4日続伸、1.27ドル付近で激しい攻防
- 英CPIに注目、ボラティリティが急上昇する可能性に注意
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルは1.27ドルを上回って推移しているが、1.274ドルにも強い抵抗帯が控えているため、上値が重たくなっているようだ。1.27ドル台hは以前に2ヶ月以上も抵抗帯となっていた。本日は英CPIの発表が予定されており、大きな変動となる可能性がある。
RSIは58で推移しており、上昇の余地はまだある。1.2740ドルを明確に上抜けられるのかに注目したい。
今日の経済指標とイベント(5月22日)
- 11:00(日本時間)、NZ政策金利発表
- 15:00(日本時間)、英消費者物価指数
- 23:00(日本時間)、米中古住宅販売戸数
- 23:30(日本時間)、米原油在庫量
- 翌3:00(日本時間)、米FOMC議事要旨