ドル円は小幅に最高値を更新し、154.85円まで上昇。RSIは70に張り付いたまま、155円の心理的節目にトライするか注目される。米株価指数は上昇し、ハイテク企業を含む決算に期待感が高まっている。ゴールドは中東情勢の緊張緩和によって利益確定売りが強まり、2320ドル台まで下落。フィボナッチリトレースメントの23.6%まで下落しており、2320ドルを割ると2260ドル~2270ドルまで下落する可能性がある。ユーロドルははらみ足を形成し、ポンドドルは1.2378ドルを下抜け、さらなる下落の可能性がある。原油は82ドル台を4日間推移し、ボラティリティが低下している。
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは反落し、2320ドル台まで下落。フィボナッチリトレースメントを描画すると、23.6%に該当する価格帯まで下落している。2320ドルを割ると、28日移動平均線や38.2%に該当する2260ドル~2270ドルまで下落する可能性がある。
RSIが70以上で2週間以上張り付いていたが、ようやく調整が入った形だ。ゴールドは押し目買い需要もあるため、ある程度下がったら、再び上昇する可能性がある。