米FOMC議事要旨公表後、利下げ観測が後退しドル円は上昇。原油は株価下落に連動し下落、77.5ドル付近で推移。原油の日足チャートでは、200日移動平均線が抵抗線となっており、フィボナッチ100%の価格帯をブレイクアウト。161.8%まで下落する可能性があり、74ドル前半までの下落リスクに注意が必要。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD -1.74%
- XTIUSD -1.21%
- AUDUSD -0.70%
NY市場マーケットハイライト
- エヌビディアの売上高見通しが市場予想を上回る、ナスダック上昇
- FOMC議事要旨が公表、一部引き締めに前向きな委員も存在
- 利下げ観測が後退しドル円は上昇、156.75円付近で推移
- ゴールドは下落、利下げ観測後退で利益確定の動き
- ポンドドルは続伸、英CPIは鈍化も市場予想を上回る
- 英中銀の利下げ観測が後退、ポンドドルは買われる
- ニュージーランド中央銀行(RBNZ)は利上げを真剣に検討と声明文
- NZDUSDは一時急騰、NZDJPYは堅調に上昇を継続
- 原油は下落、77.5ドル付近で推移
- 原油は200日移動平均線が抵抗線、フィボナッチ100%を下抜け
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。200日移動平均線が抵抗線となっており、3日続落している。昨日は米FOMC議事要旨の結果を受けた株価下落に連動した。現在は77.5ドル付近で推移しており、77ドル台前半まで下落する可能性がある。
フィボナッチエクスパンションを描画すると、100%に該当する価格帯が意識されており、昨日の下落で100%の価格帯をブレイクアウトしている。161.8%まで下落すると考えるならば、74ドル前半までの下落リスクがある。今後も下落リスクに注意が必要だ。
今日の経済指標とイベント(5月23日)
- 21:30(日本時間)、米失業保険申請件数
- 22:45(日本時間)、米サービス業購買部協会景気指数