市場では、原油価格が5日連続で下落し、80ドルから76.5ドル付近まで値を下げた。背景にはロシアへの制裁とトランプ政権の関税政策が影響している可能性がある。
為替市場では豪ドル円とドル円が0.69%上昇し、金は0.42%上昇した。株式市場では、トランプ政権のAI関連投資への期待から米株価指数が回復。日銀政策決定会合では0.50%への利上げが予想される。
ビットコインは最高値更新後に反落、ユーロドルは下落チャネルを上抜け、豪ドル円はダブルボトムを形成中。原油のRSIは58で、76.5ドルを下回ると73ドルまでの下落も想定される。
前日価格変動TOP3
- AUDJPY +0.69%
- USDJPY +0.69%
- XAUUSD +0.42%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は急回復、トランプ政権の大型AI関連投資に期待感
- トランプ大統領は2月にも関税発動か、カナダドルの下落が目立つ
- ビットコインは最高値更新も反落、RSIは下落基調
- ドル円は上昇、26日移動平均線は下回って推移
- ドル円はRSIが52付近で推移、明日は日銀政策決定会合が開催
- 日銀政策決定会合では利上げ予定、0.50%に引き上げか
- ユーロドルは下落チャネルを上抜け、1.04ドルが支持線
- 豪ドル円はダブルボトムを形成中か、99.15円がネックライン
- ゴールドは継続して上昇中、2790ドルの最高値を目指す
- 原油価格は5日続落、トランプ政権のエネルギー政策が押し下げ要因か
原油テクニカル分析
原油の日足チャートを分析する。原油は5日続落しており、80ドルの高値から76.5ドル付近まで下落している。現状では、不確実な情勢が継続しており、ボラティリティがやや大きくなっている。ロシア制裁の影響もあるが、トランプ政権は米国での採掘を推し進める方針であるため、今後影響するかもしれない。
RSIは58となっており、76.5ドルを割り込めば、73ドル付近まで下落する可能性もある。
今日の経済指標とイベント(1月23日)
- 22:30(日本時間)、失業保険申請件数
- 22:30(日本時間)、カナダ小売売上高