米国では第47代大統領が就任し、米国第一主義の下で国家エネルギー非常事態宣言と南部国境の管理強化が表明された。これを受けて為替市場では主要通貨対米ドルで大幅な上昇が見られ、EURUSD、GBPUSD、AUDUSDがそれぞれ1.3〜1.4%上昇。
特にユーロドルは下落チャネルを上抜けし、RSIは53と上昇基調が強まっている。
一方、原油価格は77ドル台まで下落しパラボリックは売りシグナルを示している。ビットコインは一時10万9500ドル台を記録したものの、その後反落。
本日は英雇用統計やドイツZEW景気期待指数などの発表が控えており、特にユーロドルでは1.04ドル付近が重要な支持線として注目される。
前日価格変動TOP3
- EURUSD +1.4%
- GBOUSD +1.32%
- AUDUSD +1.29%
NY市場マーケットハイライト
- 米株式市場は休場、明日以降の相場がやや荒れるか
- 米国第一主義を掲げる、国家エネルギ―非常事態宣言
- 米南部の国境管理を強化、国家非常事態宣言
- 石油エネルギーを積極的に活用することを表明
- 原油価格はやや反落、77ドル台まで下落しパラボリックは売りシグナル
- ゴールドはほぼ動かず、関税見送りがやや効果があったか
- ビットコインは一時10万9500ドル台に到達、その後反落
- ドル円はRSIが50で反落、ローソク足は52日移動平均線は守る
- ユーロドルは急騰、下落チャネルを大きく上抜け
- ユーロドルは52日移動平均線に接近、1.04ドル付近が支持線
- オセアニア通貨ペアも上昇、豪ドル米ドルは抵抗線まで戻る
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。下降チャネルを大幅に上方向へ抜けており、本日の動きに注目。本日、チャネルの外で推移するようであれば、相場の反転となる可能性が高い。上値には52日移動平均線と雲が控えている。
RSIは53となっており、上昇基調がつよまっている。1.04ドルが支持線として機能するかを確認したい。
今日の経済指標とイベント(1月21日)
- 16:00(日本時間)、英雇用統計
- 19:00(日本時間)、ドイツZEW景気期待指数
- 22:30(日本時間)、カナダコアCPI