ユーロドルは4日続落しており、米PMIが1年ぶりの高水準を記録したことでドル買いが優勢になっている。米利下げ観測は後退し、FOMCは難しい舵取りを迫られている。ユーロドルの焦点は200日移動平均線が推移する1.078ドル付近であり、これを下抜けるかどうかで今後の方向性が決まる。ユーロはECBの6月利下げ予定もあり、売られやすい環境にある。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD -2.14%
- XTIUSD -0.39%
- USDCAD +0.24%
NY市場マーケットハイライト
- 米PMIは1年ぶりの高水準でインフレ加速、米利下げ観測が後退
- 米株価指数はエヌビディアがけん引も、他の銘柄が足を引っ張る
- 米利下げ予想で11月から12月に後ずれ、FOMCは難しい舵取り
- ドル円は一時157.20円まで上昇、円安が堅調に進行中
- イエレン財務長官は為替介入は稀であり十分な警告をするべきと強調
- ゴールドは大幅下落、米利下げ観測の後退で利益確定売りが進む
- ゴールドは2330ドルまで下落、RSIではダイバージェンスが発生
- ユーロドルは4日続落、利下げ観測の後退でドル買い優勢に
- ECBは6月に利下げを実施する予定、ユーロはもともと売られやすい環境
- 原油は下落、一時76.8ドルの安値を付ける
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは4日続落しており、ドル買い優勢の相場が続いている。米PMIが好調かつ米失業保険申請件数が2週間連続で減少した。ドル買いに弾みが突くと予想される。ユーロドルの焦点は200日移動平均線が推移する1.078ドル付近だ。
フィボナッチファンを描画すると、38.2%は割っており、200日移動平均線と50%が重なっている1.078ドルを下抜けするかどうかで今後の方向性が決まりそうだ。
今日の経済指標とイベント(5月24日)
- 8:30(日本時間)、日本全国CPI
- 15:00(日本時間)、英小売売上高
- 15:00(日本時間)、ドイツGDP
- 16:45(日本時間)、スイス中銀総裁コメント
- 21:30(日本時間)、カナダ小売売上高
- 23:00(日本時間)、ミシガン大学インフレ期待率