ドル円は上昇を続け、160円台に迫っている。為替介入への警戒感はあるものの、実際の介入のハードルは高い。米株価指数は反落し、米PMIの高水準からインフレ期待が上昇。ゴールドは下落し、ポンドドルとユーロドルも下落基調にある。原油は反落、豪ドルは方向感を探って攻防が続いている。クロス円は軒並み上昇し、ポンド円は202円に迫っている。ドル円の日足チャートでは、90日移動平均線が下支えし、160.70円に大きな抵抗線がある。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD -1.64%
- EURJPY +0.46%
- GBPJPY +0.40%
NY市場マーケットハイライト
- ドル円は160円台に迫る、じわじわと円安が進行
- 一定の介入警戒感はあるが効果は薄い、実際の介入はハードルが高い
- 米株価指数は反落、米PMIが高水準になりインフレ期待が上昇
- ゴールドは包み足を形成して下落、2280ドルのネックラインを目指す
- ポンドドルは下落し90日MAを割る、高値と安値が抑えられトライアングル形成
- ユーロドルは下落基調、90日MAを割り、直近安値を更新して下落
- 原油は81ドル台、高値陰線を形成して反落
- 豪ドルは長期でもみ合いが継続、方向感を探って激しく攻防
- クロス円は軒並み上昇、ポンド円は202円に迫る
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は90日移動平均線が下支えしており、上昇を継続している。ドル円は159.82円まで上昇し、160円台を意識させた。ドル円は7日続伸しており、為替介入地点である160.20円が迫っている。
RSIは64となっており、安定的な上昇を示唆。160.70円に大きな抵抗線があり、反落する可能性がある。今後は160円台が舞台となるかもしれない。
今日の経済指標とイベント(6月24日)
- 17:00(日本時間)、ドイツIFO景況指数
- 23:15(日本時間)、ECB要人コメント
- 翌0:30(日本時間)、ECB要人コメント