ドル円は155円を突破し、155.37円まで上昇。為替介入が警戒されていたが実施されず、今後は157円を目指す可能性がある。ドル円チャートはボリンジャーバンドがバンドウォークを形成し、フィボナッチファンの50%が支持線として機能している。米株価指数は小反落し、メタ社の売上高見通しが市場予想を下回ったことが影響した。ユーロドル、ポンドドル、豪ドルは方向感の定まらない動きが続いている。
前日価格変動TOP3
- AUDJPY +0.45%
- GBPJPY +0.39%
- EURJPY +0.29%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は小反落、ナスダックは90日移動平均線で反落
- メタ社の売上高見通しは市場予想を下回る、株価下落に影響
- ドル円はNY市場がはじまった21時ごろに155円を突破
- 155円より上値での為替介入が警戒されていたが、実施されず
- ドル円の155円手前の売りポジションのストップを巻き込んで155.37円まで上昇
- ユーロドルは1.0712ドルで反落も、方向感の付かない動きが継続
- ポンドドルは2日続伸、1.2450ドル付近で推移
- 豪ドルは4日続伸、0.65ドルに迫る勢いとなる
- ゴールドは3日続落、フィボナッチ23.6%を割り込む
- 原油は反落、83ドル台で小幅に推移
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円チャートにボリンジャーバンドとフィボナッチファンを描画する。ボリンジャーバンドをみると、+1σ~+2σの間を推移しており、バンドウォークが形成されていることが確認できる。また、フィボナッチファンの50%が支持線として機能していることも確認できる。
155円を上回っても為替介入が現状、実施されていない。警戒を緩めることはできないが、ドル円相場は次の段階に進んだと言える。今後は157円を目指して上昇すると考えられる。
今日の経済指標とイベント(4月25日)
- 21:30(日本時間)、米国内総生産