ドル円は155円を突破し、155.37円まで上昇。為替介入が警戒されていたが実施されず、今後は157円を目指す可能性がある。ドル円チャートはボリンジャーバンドがバンドウォークを形成し、フィボナッチファンの50%が支持線として機能している。米株価指数は小反落し、メタ社の売上高見通しが市場予想を下回ったことが影響した。ユーロドル、ポンドドル、豪ドルは方向感の定まらない動きが続いている。
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円チャートにボリンジャーバンドとフィボナッチファンを描画する。ボリンジャーバンドをみると、+1σ~+2σの間を推移しており、バンドウォークが形成されていることが確認できる。また、フィボナッチファンの50%が支持線として機能していることも確認できる。
155円を上回っても為替介入が現状、実施されていない。警戒を緩めることはできないが、ドル円相場は次の段階に進んだと言える。今後は157円を目指して上昇すると考えられる。