市場分析
Jun 26, 2024

ゴールドは下落、FRB理事の発言後に売りが強まる

ゴールドは下落傾向にあり、FRB理事の発言後に売りが強まっている。米株価指数も調整局面に入る可能性があり、ドルインデックスにも影響を与えている。ドル円は159円台後半で推移し、160円到達には至っていない。ゴールドの日足チャートでは、高値陰線や包み足が出現し、ヘッドアンドショルダーに類似したチャートが形成されている。ネックラインは2277ドルで、再び2300ドル割れを試す可能性がある。今週の米個人消費支出や経済指標の結果で方向感が決まりそうだ。

前日価格変動TOP3

  • XAUUSD   -0.64%
  • EURUSD    -0.17%
  • AUDJPY    -0.11%

NY市場マーケットハイライト

  • カナダのCPIが予想外に上昇、追加利下げは後ずれか
  • ダウ平均株価は下落、売り圧力が強くなっている
  • 個人投資家による米株買いが続いているが、機関投資家の売りポジションも増加
  • 米株価指数は調整局面に入るか、ドルインデックスにも影響
  • ドル円は159円台後半で推移、160円に到達できず
  • ゴールドは下落、利下げは必要も時期は不明という要人発言
  • 原油は下落、一進一退の相場が継続
  • ユーロドルや豪ドルは方向感がなく小幅推移
  • 今週末のフランス総選挙に市場の注目が集まる

ゴールドテクニカル分析

ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドには全体的に売り圧力が掛かっている。高値陰線、直近では包み足が2回出現している。厳格なヘッドアンドショルダーではないが、類似したチャートが形成されており、2277ドルのネックラインを目指している。今週の米個人消費支出を待っている相場。

【XAUUSD/日足】

ネックラインは2277ドルで、再び2300ドル割れを試す可能性が十分考えられる。2280ドル付近になれば反発する可能性がある。米経済指標の結果で方向感が決まりそう。

今日の経済指標とイベント(6月26日)

  • 23:00(日本時間)、米新築住宅販売戸数
  • 23:30(日本時間)、米原油在庫量