市場分析
May 15, 2024

ポンドドルもみ合い、利下げ織り込みすぎと英中銀委員コメント

ポンドドルは利下げを織り込みすぎとの英中銀委員のコメントを受けてもみ合いとなった。米株は四半期末を控え変動が小さく、ドル円は151円台で狭いレンジで推移した。ポンドドルは一時上昇したが、ヒゲを形成して下落し、RSIは46と売り優勢の水準となった。ポンドドルの日足チャートでは200日移動平均線が強い支持線となっているものの、下抜ければラウンドナンバーの1.25ドルが次の支持帯となる。原油は転換線を下抜け、転換線が支持線として機能するかにも注目が集まる。

前日価格変動TOP3

  • USDCHF +0.51%
  • XAUUSD +0.21%
  • CADJPY +0.15%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株価指数はもみ合いでほぼ変動せず、四半期末の月末を控えた動き
  • 英中銀の委員が相場は利下げを織り込みすぎとコメント
  • 日本企業の年度末に該当、ドル円は151.50円まで上昇
  • ドル円は非常に狭いレンジ幅で推移、151.95円の高値を上抜けするか
  • ユーロドルは200日移動平均線が抵抗線として機能、1.083ドルで推移
  • ポンドドルは一度上昇するも、ヒゲを形成して下落
  • ポンドドルのRSIは46,売り優勢の水準で推移
  • ゴールドは方向感が定まらず、一目均衡表の転換線を下抜け
  • 原油は下落、転換線が支持線として機能するかがポイント

ポンドドルテクニカル分析

ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルは200日移動平均線付近での攻防が続いている。200日移動平均線では過去に4回反発していることが確認でき、相当強い支持線となっている。200日移動平均線を下抜けても、1.25ドルのラウンドナンバーの支持帯が控えている。

【GBPUSD/日足】

一方、RSIは46となっており、下落基調を示す水準になっている。ドルインデックスチャートの動きと、英国関連の経済指標には注意が必要だ。

今日の経済指標とイベント(3月27日)

  • 23:30(日本時間)、米原油在庫量