ポンドドルは利下げを織り込みすぎとの英中銀委員のコメントを受けてもみ合いとなった。米株は四半期末を控え変動が小さく、ドル円は151円台で狭いレンジで推移した。ポンドドルは一時上昇したが、ヒゲを形成して下落し、RSIは46と売り優勢の水準となった。ポンドドルの日足チャートでは200日移動平均線が強い支持線となっているものの、下抜ければラウンドナンバーの1.25ドルが次の支持帯となる。原油は転換線を下抜け、転換線が支持線として機能するかにも注目が集まる。
ポンドドルの日足チャートを分析する。ポンドドルは200日移動平均線付近での攻防が続いている。200日移動平均線では過去に4回反発していることが確認でき、相当強い支持線となっている。200日移動平均線を下抜けても、1.25ドルのラウンドナンバーの支持帯が控えている。
一方、RSIは46となっており、下落基調を示す水準になっている。ドルインデックスチャートの動きと、英国関連の経済指標には注意が必要だ。