英首相スナクは7月に総選挙を実施すると表明し、これにより6月の利下げの可能性はほぼなくなった。ポンドドルは1.274ドル付近で推移し、ポンド円は16年ぶりの200円台終値が注目される。また、日本の長期金利の上昇がドル円に影響を与える可能性がある。ポンドドルは日足チャートで1.2740ドルの抵抗線付近にあり、英国の総選挙発表によりポンドに追い風が吹いている。
前日価格変動TOP3
- CADJPY +0.49%
- AUDJPY +0.35%
- EURJPY +0.34%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数はまちまち、米長期金利はじり高
- 5月23日に英首相は7月総選挙実施を表明、6月の利下げは事実上排除
- ポンドドルとポンド円は続伸、ポンドドルは1.274ドル付近で推移
- ポンド円は16年ぶりの200円台での終値を迎えるかに注目
- ドル円は上値が非常に重たい、日本の長期金利が終値で1.0%を上回る
- 植田日銀総裁は長期金利は市場が形成するのが基本とコメント
- 日長期金利がどこまで上昇するかに注目、ドル円にも大きな影響
- ユーロドルは続伸、1.083ドルの支持線で反発
- ゴールドは一目均衡表の雲で反発、雲に突入すれば本格調整局面
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドルの日足チャートを分析する。英国では7月に総選挙が実施され、6月の利下げ可能性は限りなく低い。安心感からか、ポンドに強い追い風となっている。ポンドドルは1.2740ドルの抵抗線付近で推移している。1.2740ドルは過去のレンジ上限付近であり、月足の抵抗線でもある。
1.2740ドルを上回ると、1.2828ドルの直近高値にトライする可能性がある。RSIは59となっており、安定的な上昇を示唆する。
今日の経済指標とイベント(5月27日)
- 英・米祝日
- 17:00(日本時間)、ドイツ景気予測
- 21:00(日本時間)、ECB高官発言
- 翌2:45(日本時間)、FOMCメンバー発言