ドル円相場は151円前半で推移しているが、政府と日銀の三者会合開催により一時的に151円前半まで下落した。為替介入への警戒感が高まっている。ただし、円安ドル高のファンダメンタルズに変化はなく、RSIは59で推移している。152円を上回れば為替介入の可能性がある。本日は米国のGDPなどの重要経済指標が控えており、相場の変動に注意が必要である。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +0.70%
- USDCHF +0.13%
- GBPUSD -0.11%
NY市場マーケットハイライト
- ダウ平均株価とS&P500は上昇、S&P500は最高値更新
- 政府と日銀の三者会合が開催、一時151円前半まで下落も流れは変化せず
- ドル円は151.27円付近で推移、152円を上回れば為替介入の可能性
- 円安ドル高のファンダメンタルは変化せず、RSIは59で推移
- ユーロドルは3日小幅続落、1.08ドル付近で推移
- ポンドドルは小幅下落、強い方向感は見られず
- 米ドルスイスフランは4日続伸、0.9050ドル付近で推移
- ゴールドは上昇、2200ドル台に迫るも日足はダイバージェンス出現中
ドル円テクニカル分析
ドル円の4時間足チャートを分析する。日銀がマイナス金利解除を決定してから、材料出尽くしなのか151円~152円の狭いレンジ内で推移している。三者会合が開催され、為替介入への警戒感が高まっており、慎重なポジション調整が進んでいるようだ。
4時間足のRSIを分析すると、RSIは右肩下がりになっており、やや下落圧力が強まっていることが理解できる。本日は米GDPが発表予定であり、相場変動に注意したい。
今日の経済指標とイベント(3月28日)
- 9:30(日本時間)、豪小売売上高
- 16:00(日本時間)、英GDP
- 17:55(日本時間)、ドイツ失業率
- 21:30(日本時間)、米GDP
- 21:30(日本時間)、カナダGDP