ゴールドはラファ地区攻撃に伴う中東情勢の緊張で反発し、2350ドル付近で推移。フランス中銀総裁の利下げ発言で欧州株とユーロドルが上昇。原油は続伸し、フィボナッチの100%価格を上回る。ドル円は低ボラティリティで156.90円に張り付き、ポンドドルは1.2740ドルの抵抗線を突破。ゴールドの日足チャートでは一目均衡表の雲上限で反発、RSI55でダイバージェンス発生中。
前日価格変動TOP3
- XAUUSD +0.73%
- AUDJPY +0.35%
- GBPJPY +0.21%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は休場のため、変動なし
- フランス中銀総裁は7月の利下げを排除するべきではないとコメント
- 欧州株は仏中銀総裁の発言で上昇、ユーロドルも連動して上昇
- イスラエルはラファで空爆を開始、米欧から非難
- エジプト兵死亡の報道、中東情勢の緊張が高まる
- ゴールドは雲で反発、2350ドル付近で推移
- 原油は2日続伸、フィボナッチの100%価格を上回る
- ドル円は極めてボラティリティが低い、156.90円で張り付き
- ポンドドルは続伸、1.2740ドルの抵抗線を上抜ける
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは一目均衡表の雲上限で反発している。現在、RSIは55で推移しており、ココで反発できるかが焦点となる。価格が高値更新しているにも関わらず、RSIの高値が切り下がっているダイバージェンスが発生しており、どちらの方向に進むかは予断を許さない状況。
中東情勢の緊張によって、安全資産としての需要も根強く、中国からの需要もある。下方向に調整するとしても、緩やかに下落する可能性が高い。
今日の経済指標とイベント(5月28日)
- 14:00(日本時間)、日銀コアCPI
- 21:00(日本時間)、ドイツ消費者物価指数
- 23:00(日本時間)、米消費者信頼感指数