ユーロドルは下落し、1.0799ドルを割り込んだ。これは、ECBが米連邦準備制度理事会(FRB)よりも先に利下げに踏み切ると予想が広がったためである。米経済は底堅い一方で、欧州圏の経済が弱くなっていることが背景にある。ユーロドルの日足チャートでは一目均衡表の雲を下抜け、RSIも44と下向きの流れとなっている。今後の支持線は1.0765ドル、強めの支持線は1.0735ドル付近と予想される。一方、ドル円は151.35円付近で狭い値動きに留まり、ゴールドは2232ドルに急騰し史上最高値を更新した。
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは一目均衡表の雲を下抜けている。これまで支持線として機能していた1.07990ドルを下回っており、RSIも下向きの流れになっている。ECBが米FRBよりも先に利下げに踏み切るという予想が拡がったことが要因。実際、米経済は底堅いものの、欧州圏の経済は弱くなっている。
RSIを見ると、50を割り込み、44で推移。次の支持線は1.0765ドル、やや強めの支持線としては1.0735ドル付近と予想される。1.0735ドルは直近で3回意識された価格帯である。