ユーロドルは下落し、レンジ相場が続いている。米株式市場は、ハイテク企業の決算発表とFOMC(連邦公開市場委員会)を控えて小幅な動きとなっている。ドル円は153円台で推移し、154円台で終値を迎えた。原油価格は大幅に下落し、中東情勢の緊張にもかかわらず需要減少の影響を受けている。中国のGDP低成長も原油市場の重しとなっている。ユーロドルは1.082ドル付近でレンジ相場が続いており、テクニカル分析では方向性が不明確だ。USDCADは9日連続で上昇し、カナダドルが弱含んでいる。市場はFOMCの結果を注視しており、今後の金融政策の方向性が焦点となっている。
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは52日移動平均線付近で推移しており、大きな視点で考えると、レンジ相場を形成している。明日に予定されているFOMCを控えて、小幅な値動きが継続している。
RSIは50付近で推移しており、反発する可能性もある。ローソク足に注目すると、包み足を形成している。上昇・下落のどちらのシグナルも出ているため、方向性がつかみにくい。