市場分析
Jul 30, 2024

ユーロドルは下落、レンジ相場が継続

ユーロドルは下落し、レンジ相場が続いている。米株式市場は、ハイテク企業の決算発表とFOMC(連邦公開市場委員会)を控えて小幅な動きとなっている。ドル円は153円台で推移し、154円台で終値を迎えた。原油価格は大幅に下落し、中東情勢の緊張にもかかわらず需要減少の影響を受けている。中国のGDP低成長も原油市場の重しとなっている。ユーロドルは1.082ドル付近でレンジ相場が続いており、テクニカル分析では方向性が不明確だ。USDCADは9日連続で上昇し、カナダドルが弱含んでいる。市場はFOMCの結果を注視しており、今後の金融政策の方向性が焦点となっている。

前日価格変動TOP3

  • EURUSD -0.33%
  • USDJPY +0.19%
  • USDCAD +0.17%

NY市場マーケットハイライト

  • 米株価指数は小幅な値動き、米ハイテク企業の決算とFOMC待ち相場
  • ドル円は153円台で押し目買い、154円台で終値を迎える
  • ドル円は151円~153円台が堅い、明日の日銀会合待ち
  • 原油は大幅続落、中東情勢の緊張があるが需要減少に打ち消される
  • 中国のGDPが低成長を示す数値に、原油市場の重し
  • ユーロドルは下落トレンドの途中で包み足が出現
  • ユーロドルは1.082ドル付近で推移、レンジ相場が継続
  • USDCADは9日続伸、カナダドルが非常に弱い
  • 豪ドル/米ドルはフィボナッチリトレースメントの61.8%付近で反発
  • ゴールドは小幅な値動きにとどまる、FOMCで利下げが示唆されるか

ユーロドルテクニカル分析

ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルは52日移動平均線付近で推移しており、大きな視点で考えると、レンジ相場を形成している。明日に予定されているFOMCを控えて、小幅な値動きが継続している。

【EURUSD/日足】

RSIは50付近で推移しており、反発する可能性もある。ローソク足に注目すると、包み足を形成している。上昇・下落のどちらのシグナルも出ているため、方向性がつかみにくい。

今日の経済指標とイベント(7月30日)

  •   8:30(日本時間)、日本失業率
  • 17:00(日本時間)、ドイツGDP
  • 21:00(日本時間)、ドイツ消費者物価指数
  • 23:00(日本時間)、米消費者信頼感指数