ドイツ総選挙で保守野党が第1党、極右が第2党となり、市場は安心感を示した。ユーロドルは一時1.052ドルまで上昇したが、ボリンジャーバンド+2σと90日移動平均線で抵抗を受け反落。
米株式市場ではS&P500が6000ドル割れとなり続落。機関投資家による米株売りポジションの減少が進む。ゴールドは2952ドルで最高値を更新し、週足では8週連続上昇中。ドル円は149.68円で小反発、ADXは49に上昇。
本日の注目イベントは日銀コアCPI、ドイツGDP、米住宅価格指数などが予定されている。
前日価格変動TOP3
- XTIUSD +0.87%
- XAUUSD +0.32%
- USDCAD +0.31%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は続落、S&P500は6000ドルを割り込む
- 機関投資家が米株ポジションを相次いで売りポジション減少
- エヌビディアの決算は26日予定、VIXは17.3付近で推移
- ドイツの総選挙で保守野党が第1党、極右が第2党
- ユーロドルは一時1.052ドルに上昇もボリンジャーバンド+2σで反落
- ポンドドルは小幅な値動き、安値を切り上げており上昇基調が継続
- ドル円は小反発し149.68円、ADXが49に上昇
- ゴールドは最高値更新、2952ドルに上昇
- ゴールドは週足で8週間続伸しており、週足+2σ線でバンドウォークを形成
- トランプ大統領はカナダとメキシコへの関税を3月開始とコメント
ユーロドルテクニカル分析
ユーロドルの日足チャートを分析する。ユーロドルはドイツ選挙結果を受けて、一時的に上昇が強まった。1.052ドルまで上昇も、90日移動平均線に上値を抑えられる形で大きなヒゲを形成。1.046ドルで終値を迎えている。ボリンジャーバンドの+2σ線も抵抗線となった。

ADXや方向感指数に目立った上昇の動きは見られず、全体としては、まだ様子見ムードだ。引き続き1.05ドルを明確に上回るタイミングを見守りたい。
今日の経済指標とイベント(2月25日)
- 14:00(日本時間)、日銀コアCPI
- 16:00(日本時間)、ドイツ国内総生産
- 23:00(日本時間)、米ケースシラー住宅価格指数
- 深夜0時(日本時間)、米消費者信頼感指数
- 深夜2:00(日本時間)、FOMCボスティック委員講演