ポンドドル相場が6日連続で上昇し、米英間の貿易協定への期待感が高まっている。1.3250ドルまで上昇し直近高値を更新。RSIは65付近で過熱感なく、今後1.3350ドルを目指す可能性がある。
一方、EU・米国間および中国・米国間の貿易交渉は進展せず。
米株式市場は小反落し、トランプ政権は医薬品と半導体の調査を命令。ドル円はほぼ動かず、ユーロドルは1.128ドルまで下落。豪ドル米ドルはV字回復し、金は関税懸念で買われ3230ドル付近。
本日は中国GDP、各国物価指数、米小売売上高などの重要指標発表予定。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD -0.86%
- XAUUSD +0.63%
- AUDJPY +0.60%
NY市場マーケットハイライト
- EUと米国が貿易交渉を実施も進展なし、双方の隔たり埋まらず
- 中国と米国の対立が鮮明に、双方は譲る気なく貿易交渉の目途立たず
- 米株式市場は小反落、関税問題の進展がみられず様子見ムード
- トランプ政権は医薬品と半導体の調査を命令、新たな関税措置への種まき
- ドル円もほとんど動かず、ボリンジャーバンドの-2σ線上で推移
- ユーロドルは反落、貿易交渉に進展なく1.128ドルまで下落
- ポンドドルが6日続伸、米英貿易交渉が進展の期待感
- ポンドドルは直近高値を更新、1.3250ドルまで上昇
- 豪ドル米ドルはV字回復、銅価格がやや回復で連動高
- ゴールドは新たな関税への警戒感で買われる、3230ドル付近で推移
ポンドドルテクニカル分析
ポンドドルの日足チャートを分析する。米英で貿易交渉が実施されており、ポンドドル高が一段と顕著になっている。ポンドドルは6日続伸し、直近高値を更新。ボリンジャーバンドの+2σ線に沿って上昇している。貿易交渉が世界で最初に完了する可能性があり、期待感で買われている。

RSIは65付近であり、過熱感もなく、順調に上昇トレンドを維持。現在は1.32ドル付近で推移しており、今後は1.3350ドルを目指して上昇する可能性がある。
今日の経済指標とイベント(4月16日)
- 11:00(日本時間)、中国GDP
- 15:00(日本時間)、英消費者物価指数
- 18:00(日本時間)、EU圏消費者物価指数
- 21:30(日本時間)、米小売売上高
- 22:45(日本時間)、カナダ政策金利発表