金価格は週足で見ると3.69%上昇し、ボリンジャーバンド+2σ線を上回る強い上昇トレンドを維持している。RSIは81と過熱感を示し、3350ドル付近で推移。フィボナッチエクスパンション161.8%の3360ドルに接近中で、2019年RSI最高値の84に近づいており調整リスクに注意が必要だ。
ドル円は3週連続で下落し、ボリンジャーバンド-2σ線を下回り、週足チャートではヘッドアンドショルダー形成中。ユーロドルは4週連続上昇、RSI71まで上昇し2023年7月高値を突破。豪ドル米ドルは週足で包み足を形成、0.6400ドルの突破が焦点となる。
世界市場では米国の関税政策による経済悪影響を懸念し、リスクオフ傾向が続いている。
本日は日本の消費者物価指数発表が予定されている。
今週の価格変動TOP3
- XAUUSD +3.69%
- USDJPY -1.49%
- AUDUSD +1.20%
NY市場マーケットハイライト(週足)
- ゴールドは週足でボリンジャーバンドの+2σ線を上回る
- ゴールドのRSIは81で推移、リスクオフで3350ドル付近で推移
- ドル円は週足で3週続落、ボリンジャーバンドの-2σ線を下回る
- 週足の直近安値は139.58円、ヘッドアンドショルダーを形成
- ユーロドルは4週続伸、週足RSIで71まで上昇
- ユーロドルは2023年7月高値を更新、3年間のレンジを突破
- 豪ドル米ドルは週足で包み足を形成、節目高値0.6400ドルを突破するかに注目
- 日経平均株価は3万4000円付近で推移、十字線を形成
- 米株式市場は反落、関税政策による経済に悪影響を懸念
- ドルインデックスは4週続落、米ドルの信認が低下
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの週足チャートを分析する。ゴールドは2週続伸となっている。ボリンジャーバンドの+2σ線を上回って推移しており、非常に買い意欲が強い。フィボナッチエクスパンションの161.8%に該当する3360ドルの到達が目前に迫っており、多くの金融機関の予想を上回るペースで買われている。

週足RSIは81となっており極めて高い。2019年のRSIの最高値が84であり、どこかで調整は入りそうだ。急落には注意したい。
今日の経済指標とイベント(4月18日)
- 8:30(日本時間)、日本消費者物価指数