ビットコインは米各州での準備金法案の相次ぐ否決を受け大幅下落し、フィボナッチリトレースメント50%に相当する8万ドル付近まで下落している。RSIは27と過熱感があり、長期的には押し目買いの機会となる可能性がある。
米国株式市場はトランプ大統領のカナダ・メキシコへの関税発言で右往左往するも大きな動きはなし。ドル円は148.50円で反発、ゴールドはほぼ横ばい。ユーロドルは反落、ポンドドルは上昇し、原油は2日続落の68.7ドルで推移している。
本日の経済指標は米失業保険継続申請件数、米コア個人消費支出価格、米GDPが予定されている。
前日価格変動TOP3
- BTCUSD -4.66%
- XTIUSD -0.45%
- GBPJPY +0.12%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数はほとんど動かず、トランプ大統領の発言で右往左往
- トランプ大統領はカナダ・メキシコへの関税を4月に発動とコメント
- 当初の3月から延期か、市場は混乱し様子見ムードが広がる
- ドル円は148.50円で反発、上ヒゲが伸びており戻り売りも強い
- ゴールドもほぼ動かず、10日移動平均線は下回る
- ゴールドは一目均衡表の転換線が支持線として機能
- ユーロドルは反落、10日移動平均線と90日移動平均線が接近
- ポンドドルは上昇、10日移動平均線と90日移動平均線がゴールデンクロス
- ビットコインは大幅下落、フィボナッチの50%に接近し84400ドル付近
- 米各州でBTC準備金法案が否決、ファンダメンタルが悪化する
- 原油は2日続落、68.7ドルで推移
ビットコインテクニカル分析
ビットコインの日足チャートを分析する。ビットコインは下落が続いており、3日続落。長期間継続していたレンジ相場を明確にブレイクアウトした。きっかけとなったのは米各地でのビットコイン準備金法案が相次いで否決されたことが挙げられる。フィボナッチリトレースメントを描画すると、50%に該当する8万ドル付近を目指していているようだ。

RSIをみると27となっており、過熱感もあるため、長期視点からすれば、押し目買いのチャンスとなり得る。50%もしくは61.8%で反発するかどうかに注目したい。
今日の経済指標とイベント(2月27日)
- 22:30(日本時間)、米失業保険継続申請件数
- 22:30(日本時間)、米コア個人消費支出価格
- 22:30(日本時間)、米GDP