金価格が下落し、パウエルFRB議長のタカ派的な発言が影響した。米株価指数は一時下落したが、年末に向けて上昇傾向が予想される。ドル円は143円台半ばまで上昇。ゴールドは2635ドル付近まで下落し、調整局面に入った。
FRB議長の「利下げを急いでいない」発言が影響した可能性がある。今後のゴールド価格は2600ドル台前半まで下落する可能性がある。今週は米雇用統計が控えており、市場は様子見姿勢になりそうだ。
前日価格変動TOP3
- USDJPY +1.08%
- XAUUSD -1.03%
- GBPJPY +0.99%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は一時下落も押し目買い、年末にかけて上昇しやすい傾向
- 米株価指数は1年以上連続高、長期上昇局面
- パウエルFRB議長は追加利下げを急いでいないとコメント
- ドル円は143円台半ばまで上昇、28MAが抵抗線として機能
- ユーロドルは上ヒゲが形成、不安定な動きが継続
- ポンドドルはレンジ相場を形成、1.3450ドルを上抜けできず
- 豪ドル米ドルは小幅上昇、中国株が急伸
- ゴールドは下落、2635ドルの支持線付近まで下落
- ゴールドはRSIが70で反落、パウエル議長のタカ派講演も影響か
- 原油は不安定な推移、原油需要に不安で上昇しにくいか
ゴールドテクニカル分析
ゴールドの日足チャートを分析する。ゴールドは上昇チャネルの上限付近で反落し、2635ドル付近まで下落。調整局面になっている。FRB議長の「利下げを急いでいない」というコメントが影響したか。株価は押し目が入ったが、ゴールドは高値圏だったこともあり、反落している。
予想としては2600ドル台前半まで下落する可能性がある。今週は米雇用統計が控えており、様子見姿勢が広がりそうだ。
今日の経済指標とイベント(10月1日)
- 8:50(日本時間)、日銀短観大企業製造業業況判断
- 10:30(日本時間)、豪小売売上高
- 22:45(日本時間)、米製造業購買管理者指数
- 23:00(日本時間)、米ISM製造業購買担当者景気指数
- 23:00(日本時間)、米JOLTS求職
- 深夜0時(日本時間)、FOMC関係者講演