ポンド円は英中銀の利下げ決定を受け3日続落した。日銀の利上げも相まって円買いが強まっている。米株価指数は下落し、恐怖指数(VIX)が上昇中だ。ドル円は150円を割り込み、他の通貨ペアも下落傾向にある。ポンド円のテクニカル分析ではRSIが27.2と低水準で、下落の勢いが強い。フィボナッチリトレースメントによると次の支持線は188.50円付近だ。今後の注目点は本日発表の米雇用統計で、市場への影響が予想される。
ポンド円の日足チャートを分析する。ポンド円は3日連続で大きく下落している。日銀が利上げ、英中銀が利下げと、金融政策が真逆となり、円買いが強まっている。RSIを分析すると、27.2となっており、下落の勢いが強い。240日移動平均線があるため、調整の反発があっても、下落余地はまだある。
フィボナッチリトレースメントによると、次に意識される支持帯は188.50円付近となる。かつての円安トレンドと、全く反対になったということだ。今後の円高トレンドに十分警戒したい。