ポンド円は英中銀の利下げ決定を受け3日続落した。日銀の利上げも相まって円買いが強まっている。米株価指数は下落し、恐怖指数(VIX)が上昇中だ。ドル円は150円を割り込み、他の通貨ペアも下落傾向にある。ポンド円のテクニカル分析ではRSIが27.2と低水準で、下落の勢いが強い。フィボナッチリトレースメントによると次の支持線は188.50円付近だ。今後の注目点は本日発表の米雇用統計で、市場への影響が予想される。
前日価格変動TOP3
- GBPJPY -1.29%
- AUDJPY -0.99%
- GBPUSD -0.92%
NY市場マーケットハイライト
- 英中銀は利下げを発表、ポンド売りが強くなる
- ポンド円は3日続落、日銀は利上げを実施し円買いの動きが強まる
- 米企業の決算が振るわず、米株価指数は下落
- 恐怖指数(VIX)が上昇中、1ヶ月以内のボラティリティ上昇を示唆
- 米雇用統計に注目、ドル売り・株売りにつながる可能性あり
- ドル円は150円を割り149円台に、RSIが週足で50を下回る
- ポンドドルも直近安値を更新し上昇トレンド終了
- ユーロドルはレンジ相場を抜け出せず、1.08ドルを割り込む
- USDCHF、AUDUSDは週足でRSIが50を割り込む
- ゴールドは2445ドル付近で推移、高値更新するかに注目
ポンド円テクニカル分析
ポンド円の日足チャートを分析する。ポンド円は3日連続で大きく下落している。日銀が利上げ、英中銀が利下げと、金融政策が真逆となり、円買いが強まっている。RSIを分析すると、27.2となっており、下落の勢いが強い。240日移動平均線があるため、調整の反発があっても、下落余地はまだある。
フィボナッチリトレースメントによると、次に意識される支持帯は188.50円付近となる。かつての円安トレンドと、全く反対になったということだ。今後の円高トレンドに十分警戒したい。
今日の経済指標とイベント(8月2日)
- 21:30(日本時間)、米雇用統計