ドル円は145円を上抜け、146.20円まで上昇した。米株価指数は上昇し、8月相場は月足陽線で終えた。個人消費とGDPの上方修正を背景に押し目買いが強まった。ドルインデックスは3日続伸し、米雇用統計待ち相場が始まった。ユーロドルは3日続落し、1.10ドル付近を目指す可能性がある。原油価格は74ドル前半に下落した。ゴールドは月足で6ヶ月連続高となった。ドル円のRSIは40まで上昇し、50になるまで調整の上昇が続く可能性がある。148円付近が節目価格となり、米雇用統計次第では140円割れのシナリオも考えられる。
前日価格変動TOP3
- USDJPY +0.82%
- XAUUSD -0.71%
- CADJPY +0.73%
NY市場マーケットハイライト
- 米株価指数は上昇、波乱の8月相場は月足陽線で終える
- 米個人消費やGDPの上方修正を背景に押し目買いが強まる
- ドル円は145円を上抜けブレイク、146.20円まで上昇
- ドル円は2週間ぶりに転換線を上抜け
- ドル円は月足でフィボナッチ23.6%を割り込む、基準線を下抜けするか
- ドルインデックスが3日続伸、米雇用統計待ち相場が始まる
- ユーロドルは転換線を割って3日続落、1.10ドル付近を目指すか
- 豪ドルは0.68ドルのラウンドナンバーを抜けられず反落
- 豪ドル円は直近高値をわずかに更新、200日移動平均線が抵抗線
- OPECプラスは予定どおり供給拡大か、原油価格が74ドル前半に下落
- ゴールドは月足で6ヶ月連続高、上昇基調は継続
ドル円テクニカル分析
ドル円の日足チャートを分析する。ドル円は米株相場の上昇に連動して、146円台まで上昇した。ドル売りが続いていたので、月末調整の動きの可能性もある。RSIを見ると、安値が切り上がっており、40まで上昇している。米雇用統計待ち相場であり、RSIが50になるまで調整の上昇が続く可能性もある。
日足フィボナッチリトレースメントの23.6%に該当する148円付近が節目価格となりそうだ。米雇用統計次第で140円割れのシナリオも考えられる。十分注意したい。
今日の経済指標とイベント(9月2日)
- 米・カナダ祝日
- 15:00(日本時間)、ドイツ小売売上高
- 17:00(日本時間)、EU製造業購買担当者景気指数